市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/09/05 09:06本日RBAが政策金利を発表!トルコCPIにも注目

(欧米市場レビュー)

4日の外国為替市場では、北朝鮮問題に絡む地政学リスクの高まりを受け、安全資産とされる円やスイスフラン、金などが堅調に推移。リスク回避の流れが継続しました。米ドル/円は一時109.38円まで下落。NY金先物は一時2016年9月以来となる1339.47ドルまで上昇しました。

(本日の相場見通し)

北朝鮮の核実験を受けて日本時間4日深夜に開かれた国連安保理の緊急会合では、中国やロシアが供給しているとされる石油の禁輸を含む追加制裁の決議を求めていく方針が示されました。

ヘイリー米国連大使は新たな制裁の決議案を11日までに採決したいとの意向を示しました。新たな制裁案が採決された場合、北朝鮮が反発する可能性もあります。引き続き北朝鮮問題に絡む地政学リスクには注意が必要でしょう。

本日、日本時間13時30分にRBA(豪州中央銀行)が政策金利を発表します。RBAは政策金利を据え置くとみられ、市場の関心は政策金利と同時に発表される声明に向かいそうです。前回8月の声明では、豪ドル高へのけん制が見られました。

(※)RBA政策金利と声明に関して、詳しくは4日の「オセアニア・レポート」をご参照ください

日本時間16時にトルコの8月CPI(消費者物価指数)が発表されます。7月は前年比+9.79%と、6月の同+10.90%から大幅にインフレ率が鈍化しました。

 

TCMB(トルコ中央銀行)は7月の金融政策会合で、インフレ見通しが著しく改善するまで金融政策の引き締めスタンスを維持するとし、追加利上げに含みを持たせました。インフレ率が一段と鈍化し、TCMBの次の一手が利下げとの観測が高まった場合、一時的にトルコリラが弱含む可能性はありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

--------------------------------------


※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

  • 2019.04.19 08:21 更新19日は欧米が祝日。値動きの増幅に要注意【ポイント】・ドイツやユーロ圏の製造業PMIが市場予想を下回り、ユーロ圏景気の先行き懸念が強まる・トルコの外貨準備をめぐる懸念が強まり、トルコリラが下落・本日1…
  • 2019.04.18 08:28 更新市場の関心は豪州から欧米の経済指標へ!?【ポイント】・本日18日の豪雇用統計が軟調な結果になれば、利下げ観測が一段と高まり、豪ドル安要因に!?・ドイツの製造業PMIで景気の先行き懸念が強まれば、ユーロ…
  • 2019.04.17 08:20 更新CPIを受けてNZドルが急落【ポイント】・中国GDPが本日発表。市場予想の前年比+6.3%を下回れば、リスク回避の動きが強まる可能性あり・米ベージュブック(地区連銀経済報告)にも注目。米F…
  • 2019.04.16 08:31 更新米ドル/円は2日間、3月5日高値を超えられず・・・【ポイント】・トルコリラのマイナス材料相次ぐ。失業率が悪化し、財政赤字は拡大・ドイツZEW景況感調査が予想外のマイナスになれば、ユーロが下落しそう・米中通商協議…
  • 2019.04.15 08:29 更新米国は為替条項を盛り込むことを要求!? 日米貿易交渉に注目【ポイント】・15-16日、日米貿易交渉開催・貿易交渉では、米国が為替条項の導入を要求するとみられる一方、日本は反対の姿勢・主要国の株価動向や米NY連銀製造業景…

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ