市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/08/31 09:0521時30分発表の米PCEコアデフレーターに注目!!

(欧米市場レビュー)

30日の欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、米ドル/円は110.40円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1880米ドル、豪ドル/米ドルは0.7891米ドル、NZドル/米ドルは0.7188米ドルへと下落しました。米国の8月ADP雇用統計や4-6月期GDP改定値が市場予想を上回り、米ドルの支援材料となりました。ADP雇用統計は前月比+23.7万人(市場予想:+18.3万人)と5か月ぶりの大幅増、GDP改定値は前期比年率換算+3.0%(同+2.7%)でした。

(本日の相場見通し)

昨日(30日)の欧米時間は、ADP雇用統計など堅調な米国の経済指標が材料視されて米ドルが上昇しました。

北朝鮮情勢の緊迫化懸念が後退し、市場の関心は主要国の経済指標や金融政策に移りつつあるようです。

本日(31日)は、ユーロ圏の8月CPI(消費者物価指数)速報値のほか、米国の7月PCEコアデフレーター、新規失業保険申請件数、8月シカゴ購買部協会景気指数が発表されます。とりわけインフレ指標であるCPIやPCEコアデフレーターは、ECB(欧州中央銀行)やFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策判断に影響を与えるため、注目です。

足もとの米ドル安は、米国の政局不透明感のほか、インフレの伸び悩みによってFRBの利上げペースが鈍化するとの観測が背景にありました。PCEコアデフレーターは今年2月に前年比+1.9%と、FRBが目標とする+2%に近づいたものの、その後は上昇率が鈍化。前回6月は前年比+1.5%でした。本日発表されるPCEコアデフレーターの伸びが高まれば、FRBの早期利上げ観測が浮上する可能性があります。米ドルの支援材料となりそうです。PCEコアデフレーターは日本時間21時30分に発表されます。

(シニアアナリスト 八代和也)

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