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2017/08/17 09:17米FOMC議事録の結果を受けて米ドルは軟調に

(欧米市場レビュー)

16日の外国為替市場では、米ドルが軟調に推移しました。米ドル/円は一時110.03円まで下落。ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルはそれぞれ一時1.1775ドル、0.7928ドルへ上昇しました。

米FOMC議事録(7/25-26日開催分)では、B/S(バランスシート)の縮小に前向きであることが示される一方で、FRB当局者が物価動向に対する懸念を高めていることが示されました。

(※)米FOMC議事録に関して、詳しくは本日の「スポットコメント」をご参照ください

英ポンドは小動き。4-6月の英失業率(ILO基準)は4.4%と、1975年以来の低水準でした。ボーナスを除く平均賃金は前年比+2.1%と、前回の同+2.0%から賃金の伸びがやや加速しました。ただし、賃金の伸びは依然としてインフレ率を下回る水準であり、英ポンドを押し上げる要因とはなりませんでした。

(本日の相場見通し)

本日、日本時間21時30分に8月のフィラデルフィア連銀景気指数(以下、フィラ連銀指数)が発表されます。フィラ連銀指数は7月に19.5と、2カ月連続で低下し、2016年11月以来の水準まで低下しました。8月の市場予想は18.5と一段の低下が見込まれています。

15日発表された8月のNY連銀製造業景況指数は、市場予想から大きく上振れして2014年9月以来の高水準へと反発しました。同指標はフィラ連銀指数との連動性が見られるため、フィラ連銀指数でも改善がみられるか注目です。

同17時30分に7月の英小売売上高が発表されます。自動車燃料を除く同指標の市場予想は前年比+1.3%と、6月の同+3.0%から減速する見込みです。同指標には一定の振れが見られるため、持続的に増加しているかといった点にも目を向ける必要はあります。ただし、前回から減速が見られれば、市場は英ポンド売りの反応を示す可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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