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2017/07/24 09:10米政治の不透明感が米ドルの重石に。今週は米FOMCや英米のGDPに注目

(欧米市場レビュー)

21日の外国為替市場では、米ドルが続落。米ドル/円は一時111.00円へ下落。ユーロ/米ドルは一時1.1681ドルへと上昇しました。ロシアゲート疑惑に加え、21日、スパイサー米大統領報道官が突然の辞任を表明し、米政治の不透明感が高まったことが米ドルの重石となりました。この報道を受けて、米10年債利回りは一時約3週間ぶりとなる2.225%まで低下しました。

(本日の相場見通し)

本日はマークイットによるドイツやユーロ圏のPMI(購買者担当景気指数)が発表されます(ドイツは日本時間16:30、ユーロ圏は同17:00)。前回6月の製造業PMIは前者が59.6、後者は57.4と活動拡大の境目である50を大きく上回っています。7月もそれぞれ59.2、57.2と高水準が予想されています。

ユーロ圏の景気が堅調と確認されれば、ECBのQE(量的緩和)縮小の支援材料となりそうです。その場合、ユーロの上昇要因となる可能性があります。

今週は米FOMC(25-26日)や英米の第2四半期GDPなどに注目です。

米FOMCでは、金融政策の現状維持が決定される見込みです。声明文ではB/S(バランスシート)の縮小に関するヒントが示されるか注目です。B/Sに関するアナウンスメントなどがあれば、いったんは米ドルの支援材料となりそうです。

英第2四半期GDP(25日)は、前期比年率+1.7%と第1四半期の同+2.0%から鈍化が予想されています。ブレグジット(英国のEU離脱)の交渉が依然として不透明であるなか、成長率が鈍化傾向となれば英ポンドの重石となる可能性があります。

米第2四半期GDP(28日)は、前期比年率+2.5%と第1四半期の同+1.4%から改善が見込まれています。ただし、米アトランタ連銀のGDPNowによる第2四半期予想は経済指標が織り込まれるごとに低下しています。21日時点のGDPNowによる予想は+2.5%です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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