市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/06/20 09:12本日はFRB関係者の発言に注目

(欧米市場レビュー)

19日の外国為替市場では、米ドル/円が一時111.56円まで上昇。クロス円も概ね堅調に推移しました。

ダドリーNY連銀総裁は講演で、「(景気)拡大局面がやや長期化しているが、実際のところまだ長く継続すると確信している」との見解を示し、景気拡大を損なわないよう「非常に賢明な」金融引き締めを目指すと述べました。

ダドリー総裁の発言を受けて、米10年債利回りが上昇。NYダウとS&P500が過去最高値を更新。足元で下落していたナスダックも反発し、市場のリスク懸念がやや後退したことで、円が軟調に推移しました。

(本日の相場見通し)

昨日はダドリーNY連銀総裁のタカ派的な発言が材料となりました。今週は本日20日にフィッシャーFRB副議長(日本時間16:15)やローゼングレン・ボストン連銀総裁(同20:15)の発言機会が予定されています。21日にはカプラン・ダラス連銀総裁、22日にパウエルFRB理事とFRB関係者の発言機会が多く予定されており、市場の材料となりそうです。

13-14日のFOMCでは、FOMCは足元で物価動向への関心を強めているとみられる内容でした。そのため、FRB関係者の発言では、特に物価動向に関する見解が注目されそうです。

昨日、英国とEUのブレグジットに関する交渉がスタートしました。英国は、将来の通商に関する交渉は「清算金」の支払いを含む離脱条件決定後とするEUの要求を受け入れました。新たな通商協定を並行して交渉したいとの考えを示していたメイ首相にとっては打撃となりそうです。

EU側の交渉責任者であるバニエル氏は交渉後に譲歩するつもりはないと発言しており、英国とEUとの交渉は難しいものとなりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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