市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/06/07 09:058日に英総選挙やコミー前FBI長官の議会証言を控え様子見の展開か

(欧米市場レビュー)

6日の外国為替市場では、米ドル/円が一時109.23円まで下落。クロス円も連れ安となりました。8日に英総選挙、コミー前FBI(米連邦捜査局)長官の議会証言などのリスクイベントを控え、リスク回避の動きから円が堅調に推移しました。

中国が米国債を買い増す用意があるとの報道で米10年債利回りが年初来最低水準となる2.12%台まで低下したことも米ドルの重石となりました。

(※)中国の米国債購入観測に関しては、本日の「スポットコメント」をご参照ください

米ドルが下落する中で、ユーロ、豪ドル、NZドルは対米ドルでそれぞれ1.1280ドル、0.7517ドル、0.7200ドルまで上昇しました。

(本日の相場見通し)

本日は豪州の第1四半期(1-3月)GDP(日本時間10:30)が発表されます。市場予想は前期比+0.3%ですが、一部では前期比でGDPが一段と鈍化するとの見方もあるようです。GDPの結果に豪ドルが反応する可能性があり注目です。

豪州のGDP以外では、主要な経済指標やイベントに乏しく、本日の為替市場では様子見の地合いが強まりそうです。

コミー氏は8日の議会証言で、フリン大統領補佐官の捜査中止を(トランプ大統領に)求められたとされる会話について説明する見込みです。

一部報道では、コミー氏はすでにモラー特別捜査官との間で証言内容の調整を済ませているようです。関係者によると、コミー氏は連邦当局の捜査を大統領が妨害したと考えるかについては発言しないようです。

現時点で、コミー氏が直ちにトランプ大統領の弾劾につながるような発言をするとの情報は見受けられませんが、明日の議会証言は為替市場のボラティリティを高める可能性があり要注意でしょう。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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