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2017/06/01 09:18本日は米ISM製造業景気指数やADP雇用統計に注目

(欧米市場レビュー)

31日の外国為替市場では、米ドルが小幅下落。米国株が下落し、米金利が低下したことが米ドルの重石となりました。5月のシカゴ製造業景況指数は当初55.2と前回値58.3を下回る結果が示されました。その後、同指数が59.4へ訂正されると米ドルの下落は一服しました。

米ベージュブックでは、ほとんどの地区で緩やかな景気拡大が続いているとされた一方、一部の地区でやや減速がみられたと報告されました。労働市場では、ひっ迫が続いているが、緩やかな賃金上昇のペースにほとんど変化はないとされました。ただ、多くの企業が労働者を引き付けるために賃金の引き上げを提示していると報告されました。

(※)米ベージュブックに関して、詳しくは本日の「スポットコメント」をご参照ください

ユーロ/円は一時124.48円、ユーロ/米ドルは1.1249ドルへ上昇しました。ECBメンバーでもあるバイトマン独連銀総裁が、ECBのフォワードガイダンスの変更を政策委員会で議論する可能性を示唆したことが材料視されました。

WTI原油先物が一時47.73ドルまで下落(前日終値は49.66ドル)したことを背景に、資源国通貨は軟調。加ドル/円は一時81.75円。豪ドル/円、豪ドル/米ドルはそれぞれ82.11円、0.7426ドルまで下落しました。

(本日の相場見通し)

本日は5月のISM製造業景気指数やADP雇用統計など、米経済指標に注目です。

ISM製造業指数は昨年8月をボトムに6か月連続で上昇しましたが、今年の2月をピークに2か月連続で鈍化しています。先に発表されたNY連銀製造業景気指数はマイナスに落ち込みましたが、フィラデルフィア連銀景況指数に続き、昨日のシカゴ製造業景況指数でも改善が見られました。ISM製造業景気指数でも改善がみられるか注目です。

ADP雇用統計は、必ずしも結果が一致するわけではありませんが、米雇用統計のNFP(非農業部門雇用者数)の先行指標として注目されます。ADP雇用統計の結果が米ドルの動意になる可能性も視野に入れるべきでしょう。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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