市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/05/26 09:02日米金融当局者の発言やG7首脳会議に注目

(欧米市場レビュー)

25日の欧米時間の外国為替市場では、資源国通貨がやや軟調。豪ドル/円は一時83.31円、NZドル/円は78.44円、加ドル/円は82.85円まで下落しました。

OPEC(石油輸出国機構)総会で加盟国とロシアなどの主要非加盟国は2018年3月末まで(9か月間)の協調減産の延長で合意しました。しかし、合意内容が市場の予想通りで、期待を上回る内容がなかったことから、WTI原油先物(7月限)は一時48.45ドルまで下落。加ドルなど、資源国通貨の重石となりました。

(本日の相場見通し)

OPEC総会では協調減産の延長で合意しましたが、市場の反応はネガティブなものとなりました。ナイジェリアとリビアは引き続き減産を免除され、前回増産が認められたイランは同じ生産量を維持するなど、新たに減産に参加する産油国はありませんでした。

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、減産効果は表れつつあると指摘しました。しかし、供給過剰で積みあがった在庫は少なくとも17年末まで解消しないとの見通しを示しました。

米シェールオイルの生産回復も原油在庫削減の障害となりそうです。原油の供給過剰が改善するにはしばらく時間を要するかもしれません。

本日、セントルイス連銀のブラード総裁は「米経済と金融政策」について日本で講演する予定です。講演は日本時間午前11時に予定されています。また、黒田日銀総裁の講演も予定されており(日本時間15:50)、日米金融当局者の発言が日本時間の為替市場の材料となる可能性があります。

本日26日から明日27日にかけてG7首脳会議(タオルミーナ・イタリア)が開催されます。米英仏伊4か国のトップが初参加となり、経済成長や自由貿易、安全保障、テロ対策などについて話し合う予定です。

(市場調査部 根岸慎太郎)

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