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2017/05/04 09:15米FOMC後に米ドル上昇。米ドルは底堅い展開か

(欧米市場レビュー)

3日の欧米の為替市場では、米ドルが堅調。米ドル/円は一時112.74円まで上昇しました。豪ドル/米ドルは0.7421ドルまで下落しました。

4月の米ISM非製造業景気指数は57.5と、前月の55.2から反発。市場予想(56.0)を上回るサービス業の活動拡大が示され、米ドルのサポート材料となりました。

2-3日に開かれたFOMCでは、市場予想通り金融政策の現状維持が決定されました。声明では、「労働市場は引き続き力強さを増している」「穏やかなペースでの利上げが正当化される」との見解が示されました。また、第1四半期の成長減速については、「一時的である可能性がある」としました。

※FOMCに関しては、本日の「スポットコメント」もご参照ください。

(本日の相場見通し)

米FOMCの結果を受けて、米ドルは底堅く推移しそうです。米FOMC後に、6月の利上げ観測が高まりました。FFレート先物による6月の利上げ確率は2日時点の67.1%から3日には90.0%まで上昇しました。また、12月に年内3回目の利上げを行う確率は53.8%となっています(9月の確率は38.8%)。
 


4月の米ISM非製造業景気指数のように米経済の堅調を示すデータが増えれば、12月もしくは9月の利上げ確率が高まりそうです。その点では、5日に予定されている4月の米雇用統計が注目でしょう。

米下院は、超党派で合意した1.1兆ドルの包括歳出法案を可決し、その後、上院へ送られました。上院で同法案が可決された場合、2017年度(9月末)までの財源が確保される見通しです。上院での可決がスムーズに進めば、今後、2018年度予算に市場の関心が向けられそうです。

(市場調査部 根岸慎太郎)

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