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2017/04/27 09:49日欧金融政策会合に注目!! 円やユーロが反応する可能性も!?

(欧米市場レビュー)

26日の欧米時間の外国為替市場では、南アフリカランドが下落。ランド/円は一時8.32円へと値を下げました。JPモルガンが新興国債券指数から南アフリカ国債を外すとの噂が、ランドの下押し圧力となりました。

米国のトランプ政権は、税制改革案の骨子を発表。改革案には、法人税を現在の35%から15%へと引き下げることなどが盛り込まれました。米ドル/円は、税制改革案への期待感を背景に一時111.74円へと上昇したものの、改革案発表後に上げ幅を縮小。110.88円へと値を下げる場面もありました。

トルコリラは底堅い展開。トルコリラ/円は一時31.18円へと上昇しました。TCMB(トルコ中銀)は、事実上の上限金利として機能している後期流動性貸出金利を0.50%引き上げ、トルコリラの支援材料となりました。一方、3つの主要政策金利(1週間物レポ金利、翌日物貸出金利、翌日物借入金利)は据え置かれました。

(本日の相場見通し)

本日は日銀とECB(欧州中央銀行)の金融政策会合に注目です。

日銀の黒田総裁は20日のNYでのインタビューで、物価が上昇しないことから金融緩和政策を当面続けるとの見解を示しました。会合では、金融政策の現状維持が決まりそうです。

今回は、会合後に公表される「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」における2%の物価目標の達成時期に変化があるのかどうかがポイントになりそうです。前回2月時点では、「見通し期間の終盤(2018 年度頃)」との見方が示されました。

政府は18日、日本銀行の審議委員に三菱UFJリサーチ&コンサルティングの片岡剛士氏、三菱東京UFJ銀行の鈴木人司氏を充てる人事案を国会に提示しました。

片岡氏は金融緩和に積極的な「リフレ派」とされています。一方で、国内トップ銀行である三菱東京UFJ銀行の鈴木氏を委員会に充てる人事案は、出口戦略を見据えた人選との見方もあります(出口戦略では、日銀が保有する国債などを民間の金融機関に売却する必要があるため)。会合後に予定されている黒田総裁の記者会見で人事案についての質問があるか、その場合、黒田総裁がどのような見解を示すのか注目かもしれません。

ECBも金融政策の現状維持を決定するとみられます。ドラギ総裁は4月6日の講演で「現行の金融政策スタンスを変更する必要はない」と強調。コンスタンシオ副総裁も同日、「インフレ押し上げへの取り組みで勝利宣言するのは時期尚早」と述べ、10日には「金融政策は適切だ」と語りました。

一方、ECB内部にはQE(量的緩和)の縮小を求める声もあります。独連銀のバイトマン総裁は4月6日、量的緩和解除の時期や方法をめぐる協議に着手することは正当だとの見解を示しました。

仏大統領選挙に関するリスク後退などを背景に、量的緩和の解除に関して具体的な議論が行われたことが示唆されれば、ユーロは反応するかもしれません。

(アナリスト 八代和也)

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