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2017/04/25 09:00北朝鮮の動向に要注意。相場の変動要因となる可能性も

(欧米市場レビュー)

24日の欧米の為替マーケットでは、ユーロは上値の重い展開。仏大統領選挙の結果を受けて、ユーロや新興国通貨はアジア時間に大きく上昇しましたが、欧米時間での上昇は限定的となりました。他方、株式マーケットでは、仏CAC40が4%を超えて上昇。独DAXも3.37%高で終えるなど、リスクオンの強い地合いとなりました。

米ドル/円は、アジア時間に一時110.31円まで上昇しましたが、欧米時間に109.66円まで反落。本日の朝鮮人民軍創設85週年を控えた地政学リスクが意識されたことや、市場の目が26日に発表される米税制改革の行方に向いていることが上値を重くしました。

(本日の相場見通し)

トランプ大統領は23日(日本時間24日午前)、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、北朝鮮が挑発的な態度を続けていることを非難。両氏は、朝鮮半島の非核化達成に向け、協調強化を約束。北朝鮮への圧力をさらに強める可能性があります。

他方、北朝鮮は挑発的行動を続けています。本日の朝鮮人民軍創設85周年に合わせて、核実験や弾道ミサイル発射を行うとの観測が依然あります。

仏大統領選後にリスクオンの展開となりましたが、北朝鮮の行動によっては再び市場がリスクオフに傾斜する可能性があり、注意が必要です。

経済指標では、4月の米消費者信頼感指数に注目です。同指数は昨年5月以降上昇傾向が強まっています。前回3月は125.6とリーマンショック前の2007年7月の119.94を上回り、約16年ぶりとなる高水準となりました。

4月の市場予想は123とやや軟化する見通しとなっていますが、昨年5月以降の上昇の中でも何度か足踏みする場面はありました。そのため、同指数が大幅に悪化しない限り、米経済は依然堅調と判断することはできそうです。

(市場調査部 根岸慎太郎)

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