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2017/04/11 09:06本日は英3月CPIに注目!BOEの判断に影響する可能性も

(欧米市場レビュー)

10日の欧米の為替マーケットでは、7日にフィッチが国債を格下げした南アフリカランドが軟調。南アランド/円は一時7.95円まで下落しました。

加ドルは続伸。リビア最大の油田が操業停止となったことや、ロシアがOPEC(石油輸出国機構)主導による減産延長に協力することを示唆し、WTI原油先物が53ドル台まで上昇。加ドルのサポート材料となりました。

イエレンFRB議長は講演で、7日に発表された失業率に関して、「(自分を含め)当局者らが持続可能と考えられるレンジの下限を若干下回る」と指摘しました。それは利上げをサポートする要因と考えられます。一方で、PCE(個人消費支出)コアは依然として目標の2%を下回っているとし、穏やかな利上げが適切との見解を示しました。

(本日の相場見通し)

本日は、英3月CPI(消費者物価指数)に注目です。

英CPIは、英ポンド安も手伝い上昇傾向にあります。直近の2月CPIは総合が前年比+2.3%と1月の+1.8%から伸びが加速。コアも+2%と1月の+1.6%から上昇しています。エネルギー価格の上昇に加え、ブレグジットに対する不透明感で英ポンド安が進んでいることが物価上昇要因と考えられます。

足元では堅調な個人消費が英経済を支えていますが、インフレが今後も上昇していくようなら、個人消費に悪影響が出てくることも考えられます。

BOE(英中銀)はブレグジットへの不透明感もあり、前回会合で金融政策を据え置きました。ただ、一部のメンバーは利上げを支持しました。本日発表される英CPIの結果がBOEの判断に影響を与えることも考えられます。

(市場調査部 根岸慎太郎)

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