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2017/04/05 09:26本日は米経済指標に注目!ムーディーズの格付け発表見送りで南アランドの下落は一服

(欧米市場レビュー)

4日の欧米の為替マーケットでは、材料に乏しく動意に欠ける展開となりました。

米金利は前日の下げが一服し小幅に反発しましたが、米ドルへの影響は限定的。トランプ大統領の政権運営に対する不透明感や前日の米3月自動車販売統計などの低調な結果を受けて、米経済の先行きに対する期待がやや後退したことが積極的な取引を控えさせる一因となりました。

米商務省が発表した2月貿易収支は、貿易赤字が436億ドルと前月から9.6%縮小しました。対中国では230億ドルの赤字で、86億ドルの赤字縮小でした。ただ、米ドルへの影響はあまり見られませんでした。

南アランドは下げが一服。ムーディーズが7日に予定していた格付けの発表を見送るとしたことが材料視されました。

(本日の相場見通し)

本日は(3/14-15開催の)米FOMC議事録や米3月ADP雇用統計、同ISM非製造業景況指数に注目です。

FOMC議事録では、前回利上げ決定や参加者の見解が明らかになるでしょう。また、バランスシートの縮小に関する議論が行われたのかにも注目です。バランスシートの縮小は金利上昇要因となりえます。仮に、議論が行われたとすればマーケットが反応する可能性があります。

ADP雇用統計は、前回29.8万人増と市場予想の18.7万人を大幅に上回りました。3月の市場予想は19.5万人と前回値ほどの増加は見込まれていません。そのため、マーケットへの影響は限定的となるかもしれません。ただ、米雇用統計の先行指標とされるため、注目です。

ISM非製造業景況指数は、昨年後半以降、高い水準で推移しています。3月ISM製造業景況指数は7か月ぶりに低下となりました。非製造業も2月の57.6から0.6ポイントの低下が見込まれています。

ムーディーズは7日に予定されていた南アフリカの格付け発表を見送るようです。4日に公表された同社アナリストの見解では、経済や財政に「安定的」な評価をする一方で、政治的な不透明感が投資家にとってネガティブであるとしています。

ムーディーズは、格付けの維持と引き下げの両方があり得るとし、直近の政治イベント(ズマ大統領によるゴーダン財務相の解任)の影響を見極めるため、30-90日を要する可能性があるとしています。

(市場調査部)

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