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2017/04/03 09:26今週の注目は米中首脳会談!南アフリカでは大統領不信任決議案を検討

(欧米市場レビュー)

31日の欧米の為替マーケットでは、米ドルが下落。米ドル/円は一時111.22円まで下落しました。

NY連銀のダドリー総裁は、年内3回(残り2回)の利上げは妥当としつつも、早いペースでの利上げを余儀なくされる状況ではないとの見解を示しました。これを受けて米金利は低下。米ドルの下落材料となりました。

トランプ大統領は「貿易上の不正行為」を特定するための調査を命じる大統領令に署名しました。また、現行の貿易制裁の執行を強化することも同時に命じました。新たな大統領令に為替の不均衡に関する調査も含まれていることが米ドルの上値を重くしました。

31日に発表されたEUの3月CPIは前年比+1.5%と2月の+2.0%から鈍化しました。CPIコアも+0.7%と2月の+0.9%から鈍化。金融緩和縮小はまだ早いとする一部ECB関係者の見方が裏付けられる格好となりユーロが下落しました。

(本日の相場見通し)

今週は米FOMC議事録や米中首脳会談が注目です。

31日のダドリーNY連銀総裁の発言は、今まで通り穏やかな利上げが適切と受け取れる内容でした。FOMC議事録で、3月利上げの背景などが明らかになり、今後の市場のメインシナリオ(6月と12月利上げ)に変化があるか注目です。

トランプ大統領は貿易の不正を調査する大統領令に署名しました。米中首脳会談では北朝鮮問題と並んで貿易不均衡に関する話題が焦点になりそうです。

ゴーダン財務相の解任を受けて、南アランドは弱含んでいます。その南アフリカでは、ムベテ国民議会(下院)議長が野党提出の大統領不信任決議案を審議するため議会を招集することを検討していると述べました。

与党ANCは議会過半数を占めています。ただ、ズマ大統領の内閣改造に対して与党内幹部からも批判が出でいます。そのため、野党提出の大統領不信任決議案が議会で可決される可能性もあります。単純過半数で、大統領は辞任を余儀なくされます。その場合、南アランドが大きく反応することが考えられ、注目でしょう。

(市場調査部)

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