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2017/03/15 09:20米FOMCでは声明やイエレン議長会見に注目!直前の米CPIにも注意が必要か

(欧米市場レビュー)

14日の欧米の為替マーケットでは、ユーロが下落。ユーロ/米ドルは一時1.0598ドル、ユーロ/円は121.66円まで下落しました。

サウジアラビアが原油生産量を日量1000万バレル強へ増やしたことがOPEC(石油輸出国機構)の月報で示されたことが嫌気され、WTI原油先物は47ドル台まで下落しました。そして、独国債利回りが低下したことなどがユーロ売りの材料となりました。

英ポンド/円は139.14円まで下落しました。EU離脱法案が英議会で可決され、EUとの離脱交渉が月内に開始される見込みであることや、スコットランドの独立問題などが不安視されポンドは弱含む展開となりました。

欧州株は小幅に下落。独DAXは前日比-0.01%、英FTSE100は同-0.13%となりました。米国株は下落。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.21%、-0.34%、-0.32%で取引を終えました。

(本日の相場見通し)

本日は米FOMCに注目が集まります。市場は利上げをほぼ織り込んでいるため、利上げ自体への反応はあまり見られないかもしれません。そのため、FOMC後の声明やイエレンFRB議長の会見が特に注目されます(それぞれ日本時間16日午前3時、3時30分)。声明や会見を受けて、今後の利上げペースが加速するとの観測が高まれば、米ドルの上昇材料となりそうです。

また、2月CPI(消費者物価)や2月小売売上高、3月NY連銀製造業景況指数などの米経済指標にも注目です(3指標ともに日本時間21:30発表)。

特に、米2月CPIに注目です。CPIは原油価格の上昇を背景に、前回1月が前年比+2.5%と12月の+2.1%から伸びが加速しています。2月CPIの市場予想は+2.7%とさらに伸びが加速する見通しです。

FRBはPEC(個人消費支出)をより重視していますが、CPIの伸びが一段と加速するようなら、FOMCを前に利上げペースが早まるとの観測が高まり、米ドルが上昇する可能性はありそうです。

その他、オランダ総選挙の行方にも注目です。日本時間16日午後に大勢が判明しそうです。

(※)オランダ総選挙については「スポットコメント」をご参照下さい。

(市場調査部)

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