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2017/03/02 09:08堅調な米経済指標を受けて、米ドルは底堅い展開!

(欧米市場レビュー)

1日の欧米の為替マーケットでは、米ドルが堅調。米ドル/円は一時114.01円まで上昇しました。その他クロス円も上昇。ユーロ、NZドルは対米ドルで弱含む展開となりました。

ユーロ/米ドルは一時1.0512ドルまで下落しました。ただ、米10年債利回りの上昇に連動して独10年債利回りも上昇したことで、ユーロの下げは一時的となりました。また、昨日発表された2月の独消費者物価指数が前年比+2.2%と1月の+1.9%からインフレが加速したことも独10年債利回りの上昇要因となりました。

欧米株は全面高。独DAXは前日比+1.97%、英FTSE100は同+1.64%上昇しました。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+1.46%、+1.37%、+1.35%で取引を終えました。NYダウは前日終値比303ドル上昇し、21000ドルの節目を超えました。

(本日の相場見通し)

注目されたトランプ大統領の施政方針演説では、法人税減税やインフラ投資などに関して具体性に乏しい内容となりました。しかし、過激な発言などは控えられ、冷静な演説となったことから市場には安心感が広がり、株高、米ドル高、金利高となりました。

米ドル高や金利高の背景には、米3月利上げ観測の高まりもありました。

昨日発表された1月の米PECデフレーターは前年比+1.9%と前回12月の+1.6%からFRBの目標である2%目前までインフレが加速しました。また、その後に発表された2月の米ISM製造業景況指数は57.7と、市場予想の56.2を上回る結果となりました。

直近の米金融当局者のタカ派的な発言に加えて、米経済指標が堅調な結果となったことで、OIS(翌日物金利スワップ)による3月の利上げ確率は80%超(3/2時点)まで上昇しています。

本日東京時間8時頃には、FRB内でも特にハト派(利上げに慎重)とされるブレイナ―ド理事が、世界経済の回復や堅調な米経済は、FRBの利上げが「早期に」適切になるとの見解を示しました。

ブレイナ―ド理事の発言を受けて、朝方の米ドル/円は上昇しました。3日には、イエレンFRB議長やフィッシャー副議長の講演も控えています。利上げに慎重とみられていたブレイナ―ド理事やダドリーNY連銀総裁に続き、イエレン議長やフィッシャー副議長が利上げを強く示唆すれば、米ドルは一段と上昇する可能性もありそうです。

(市場調査部)

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