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2017/02/15 09:33イエレンFRB議長の議会証言を受けて米ドル上昇。本日は米経済指標に注目

(欧米市場レビュー)

14日の欧米の為替マーケットでは、議会証言でのイエレン米FRB議長の発言を受けて米ドルが上昇しました。米ドル/円は114.46円まで上昇。利上げペースが早まるとの観測が高まり、米国債利回りが上昇したことも、米ドルをサポートしました。

クロス円も連れ高。その中で、トルコリラは対米ドルでも上昇。上げ幅が大きくなりました。市場には追加利上げが必要との見方もありますが、TCMB(トルコ中銀)が先月24日に利上げして以降、トルコリラは比較的安定して推移しています。

欧州株はまちまち。独DAXは前日比-0.02%、英FTSE100は同-0.14%でした。米国株は続伸。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+0.45%+0.40%、+0.32%で取引を終えました。

(本日の相場見通し)

14日、イエレン米FRB議長は議会証言を行いました。議長は、雇用、景気、物価に関して楽観的な見解を示し、更なる調整(追加利上げ)が適切になるとしたうえで、利上げを長く待ち過ぎるリスクに言及しました。利上げに対して、議長が以前より積極的になっていることの表れでしょう

議長の証言後にFFレート(政策金利)先物が織り込む利上げ確率は、3月15日のFOMCで13日時点の30%から34%に、5月3日で49%から53%に上昇しました。後者については、市場のメインシナリオが、「わずかな差で5月据え置き」から「わずかな差で5月利上げ」に変わったことを示しています。

本日は、米消費者物価コア指数(CPIコア)や米小売売上高に注目です。CPIコアは14か月連続で2%を超えています。FRBが重視するPCEコアは2%に届いていませんが、CPIコアが引き続き2%を超えて加速するようなら、利上げに積極的なタカ派は一層前向きになりそうです。

今後、利上げ観測が一段と前倒しになるようであれば、米ドルのサポート要因になりそうです。

(市場調査部)

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