市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/02/10 09:05トランプ大統領の「減税」に関する発言で米ドル上昇!本日の注目は日米首脳会談

(欧米市場レビュー)

9日の欧米の為替マーケットでは、トランプ大統領が「今後2-3週間で減税に関して発表を行う」と表明し、米10年債利回りは一時2.4%台まで上昇。米ドル/円も113円台まで上昇しました。

(トランプ大統領の減税発言に関する詳細は本日の「スポットコメント」をご覧ください)

クロス円は米ドル/円に連れて全面高。ユーロや豪ドル、NZドルは対米ドルで下落。前日のRBNZの結果を受けて弱含んでいたNZドルは下げ幅が大きくなりました。

(RBNZの結果に関する詳細は昨日の「オセアニア・レポート」をご覧ください。)

欧米株は上昇。独DAXと英FTSE100それぞれ前日比+0.86%、+0.57%上昇しました。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+0.59%、+0.58%、+0.58%上昇。3つの主要株価指数はそろって過去最高値を更新しました。

(本日の相場見通し)

本日は日米首脳会談に注目が集まります。通商政策と安全保障が主な議論の対象とみられていますが、通貨政策に議論が及んだ場合、マーケットは反応するかもしれません。

安全保障の面では、北朝鮮への脅威を背景にした、米国の核の傘の維持の確認。中国の海洋進出への懸念に際して、尖閣諸島への日米安全保障条約の適用の確認など、日米同盟の重要性の確認や強化が主題となりそうです。

通商政策の面では、米国の貿易赤字を背景に強硬的な姿勢を示すことも考えられ注目が集まります。トランプ大統領は、トヨタを名指しで批判するなど、すでに批判的な言動を繰り返しています。そのため、特に自動車産業に関しては、トランプ大統領が無理難題を突き付けることも考えられ、その場合、米ドル/円に下落圧力が加わるかもしれません。

一方で、通商政策に関した議論が、日米の経済協力など友好な内容となった場合、もしくは日本での米国産自動車の販売努力の要求など、比較的穏健な内容となった場合は米ドル/円のサポート材料となりそうです。

(市場調査部)

----------------------------------------


※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ