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2017/02/03 09:08FOMCに続き、BOEも慎重な姿勢を示す。本日の注目は米雇用統計!

(欧米市場レビュー)

2日の欧米の為替マーケットでは、米ドル/円が一時112.07円まで下落しました。ただ、その後発表された米経済指標が堅調な内容となったことで、米ドルは下げ幅を縮小しました。

BOE(イングランド銀行)は金融政策を据え置きました。一方で、過去数か月の堅調な内需を反映して、2017年の成長見通しを従来の1.4%から2.0%へと引き上げました。ただ、カーニー総裁は「見通しの上方修正がブレグジットの影響が小さいことを示しているわけではない」とも発言。引き続きブレグジットの影響を慎重に見極める姿勢を示しました。カーニー総裁の慎重な姿勢を受けて、金融緩和がしばらく続くとの観測から英ポンドは下落しました。

欧米株はまちまち。独DAXは前日比-0.27%、英FTSE100は同+0.47%で取引を終えました。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.03%、+0.06%、-0.11%となりました。

(本日の相場見通し)

本日は1月の米雇用統計に注目です。今週1日に発表された米ADP雇用統計は予想(16万人)を大幅に上回る24.6万人増となりました。ADP雇用統計は関連性に強弱はあるものの、非農業部門雇用者数(以下NFP)の先行指標とされており、ADP雇用統計を参考にすると、NFPは堅調な結果になると見ることもできそうです。

最近の米失業率は5%を下回って推移しており、完全雇用に近い状態が続いています。仮に、NFPが堅調な結果となれば賃金には上昇圧力が加わると考えられます。その場合、インフレ上昇圧力が高まり、FRBの利上げペースが加速するとの観測が高まるかもしれません。

前回(31-1日)のFOMCでは、経済見通しをやや上方修正する一方、インフレに関しては依然低いとの見解が示されました。本日の米雇用統計が堅調な結果となった場合、米ドルの上昇材料となりそうです。

(市場調査部)

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