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2017/02/02 09:11米FOMCは据え置きを決定! 本日はBOE金融政策決定会合に要注目!

(欧米市場レビュー)

1日の欧米の為替マーケットでは、1月の米ADP雇用統計とISM製造業景況指数が共に市場予想を上回る結果となり、米ドルが小幅に上昇しました。米ドル/円は一時113.91円まで上昇。クロス円全般も小幅に上昇しました。

注目された米FOMCでは、政策金利が予想通り0.50〜0.75%で据え置き。声明で、穏やかな利上げが正当化されるとの見解が維持されました。経済に関しては、「消費者と企業のセンチメントを示す指標は最近改善された」とし、穏やかな経済成長が続くとの見通しを示しました。一方でインフレに関しては、ここ数四半期で上昇したものの、いまだ目標を下回る低い水準であると指摘。やや慎重な内容となりました。

米経済指標の堅調な結果を受けて上昇していた米ドルは、米FOMCの声明がやや慎重な内容となったことで反落。米ドル/円は一時112.82円まで下落しました。

欧州株は、堅調な米経済指標を好感して上昇。独DAXは前日比+1.08%、英FTSE100は同+0.12%で取引を終えました。米国株は小幅高。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+0.14%、+0.03%、+0.50%となりました。

(本日の相場見通し)

本日はBOE(イングランド銀行)の金融政策決定会合に注目です。ブレグジット(英のEU離脱)決定にもかかわらず、直近では、第4四半期(10-12月期)GDPが前年比2.2%、CPI(消費者物価指数)は同1.6%と、景気は堅調で物価も上昇基調となっています。

ただ、先月、メイ英首相は「ハード・ブレグジット」を明言しました。今後のEU離脱交渉に対しての懸念がくすぶっていることもあり、BOEはその影響を注視しつつ金融緩和を継続(据え置き)するとみられます。

英ポンドは昨年10月に対ドルで最安値を付けて以降、堅調な英経済を背景に比較的底堅く推移しています。ブレグジットへの懸念が高まると下落するという状況は今後も続きそうですが、EU離脱交渉が本格化するまでは底堅く推移するかもしれません。

(市場調査部)

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