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2017/01/26 09:07NYダウ2万ドル台へ上昇も米ドルは軟調! 本日は英GDPに注目

(欧米市場レビュー)

25日の欧米の為替マーケットでは、米ドルが主要国通貨に対して弱含む展開。特に対加ドルと英ポンドに対して下落しました。クロス円は、ユーロ/円やトルコリラ/円が下落する一方で、NZドル/円や、対ドルで上昇した加ドルや英ポンドが対円でも上昇しました。

トランプ大統領は、TPP(環太平洋連携協定)交渉離脱の大統領令に続き、メキシコとの国境に壁を築く大統領令に新たに署名しました。トランプ大統領はABCニュースでのインタビューで、「建設は数か月以内に開始され、建設費はメキシコが米国に支払う(今後その交渉を行う)」と説明しました。

本日(日本時間26日6:45)発表されたNZの第4四半期CPI(消費者物価指数)は前年同期比1.3%と市場予想の1.2%を上回りました。これを受けて、朝方NZドルは対米ドル、円ともに上昇。現在(8:45分時点)、NZドル/米ドルは0.72ドル台後半、NZドル/円は82円台半ばでの推移となっています。

欧州株は上昇。独DAXは前日比+1.82%、英FTSE100は+0.20%で取引を終えました。英FTSE100は英ポンドの上昇を嫌気して上げ幅が限定的となりました。

米国株もアジア時間、欧州時間の流れを引き継ぎ上昇。主要株価指数の3つが過去最高値を更新しました。NYダウは取引時間中に初めて2万ドル台超え、一時20080.47ドルまで上昇。その後も堅調に推移し、20068.51ドルで取引を終えました。S&P500、NASDAQもそれぞれ前日比+0.80%、+0.99%で取引を終えました。

(本日の相場見通し)

本日の注目材料は英第4四半期GDPです。EU(欧州連合)離脱が決まった後の影響が反映された前回の第3四半期GDPは、前年比+2.2%と堅調な結果となりました。市場は今回も+2.1%と堅調な結果を予想しています。

17日、メイ首相は「ハードブレグジット」を明言しました。ただ、その後英ポンドは堅調に推移しています。また、昨日も英ポンドは他通貨に比べて対ドルで大きく上昇しました。本日の第4四半期GDPが市場予想通り堅調な結果となった場合、英ポンドは底堅く推移するかもしれません。

本日の日経平均は、欧米株の上昇などを受けて比較的底堅く推移しそうです。特に昨日、米主要株価指数が総じて過去最高値を更新したことや、NYダウが初めて2万ドルを突破したことは日経平均のサポート材料となりそうです。

(市場調査部)

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