市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/01/19 09:00イエレンFRB議長の講演を受けて米ドル上昇!

(欧米市場レビュー)

18日の欧米の為替マーケットでは、米ドルが堅調に推移。米ドル/円は一時114.76円まで上昇。クロス円も概ね上昇しました。ユーロ、豪ドル、NZドルは対ドルで下落しました。

12月の米消費者物価指数は、前年同月比で2.1%上昇。米鉱工業生産も市場予想(+0.6%)を上回る結果(+0.8%)となり、米経済の堅調さが示されたことが米ドルの支援材料となりました。

昨日発表された米ベージュブックでは、労働市場のタイト化による賃金や物価上昇圧力の高まりが指摘されました。その後、イエレンFRB議長は講演で、「完全雇用と物価の安定という目標に向かっている」「穏やかな利上げが適切」との見方を示し、米ドルが一段と上昇しました。

昨日発表されたカナダの政策金利は市場の予想通り0.50%で据え置きとなりました。ただ、ポロズBOC(加中銀)総裁が「必要に応じて利下げはあり得る」と発言したことで、加ドルは下落。対円では一時86.14円まで下落しました。

欧米株はまちまち。独DAX、英FTSE100は前日比+0.51%、+0.38%となりました。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.11%、+0.18%、+0.31%で取引を終えました。

(本日の相場見通し)

米大統領就任式を明日に控え、日経平均は様子見の展開となることが予想されます。

本日の注目材料はECB政策金利発表とその後に予定されているドラギECB総裁の記者会見です。市場では政策金利の据え置きが予想されています。

ドラギ総裁の会見では、EU圏の銀行の不良債権問題や、ブレグジットの影響へのコメントなどがあるか注目されます。

ただ、市場の注目は明日の大統領就任式に向いており、ドラギ総裁が上記の問題やテーパリングについて極端な発言をしたりしない限り、マーケットの取引材料にはなりにくいかもしれません。

(市場調査部)

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