市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/01/16 09:01米経済指標は堅調も、米ドル上値重い。朝方に英ポンド急落!

(欧米市場レビュー)

13日の欧米の為替マーケットでは、12月の米小売売上高が前月比0.6%増(予想:0.7%増)と堅調な結果となったことから、米利上げ観測が高まり、米長期金利が一時2.4%台まで上昇。米ドル/円も一時115円台まで上昇しました。

その後は原油価格が下落したことや、米長期金利が上げ幅を縮小したことで、米ドル/円も連れ安となり、114.52円で越週となりました。

クロス円は総じて動意に乏しい展開となりました。その中で、先週前半に大きく下げたトルコリラは2日連続での上昇。30円台を回復し、30.73円で越週となりました。

欧米株は、米国の第4四半期の企業決算を好感して上昇しました。13日に発表されたJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカや、ウェルズ・ファーゴが上げをけん引しました。一方で、原油安などを背景にエネルギー関連銘柄は下落。株価指数の上値を重くしました。

独DAXは前日比+0.94%、英FTSE100は+0.62%で越週となりました。英FTSE100は、過去最長となる14連騰を記録。終値でも過去最高値を12営業日連続で更新しました。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.03%、+0.18%、+0.48%で越週しました。

(本日の相場見通し)

今週は20日(金)のトランプ次期大統領の就任式に大きな注目が集まりそうです。他にも、17(火)発表のNY連銀製造業景気指数、18(水)の消費者物価コア指数や19日(木)のフィラデルフィア連銀景気指数など、米経済指標に注目でしょう。

翌日に大統領就任式を控えていることから、関心は薄れそうですが、19日に予定されているECBの政策決定会合と、その後のドラギECB総裁の発言にも注目です。

本日早朝、英ポンドは急落して始まりました。英ポンドは対円で137円台。対ドルでは2016年10月の急落以来となる1.20ドルを一時割り込みました。英国のメイ首相が移民の流入制限を優先し、欧州の単一市場からの撤退の計画を示すのではないかとの報道が背景です。

その報道をしたタイムズ紙は情報源を明示していません。17日に予定されているメイ首相の演説まで、英ポンドはボラティリティが高まることも予想されます。また、演説の内容次第で、その後に一段と値動きが荒くなることも考えられるため、注意が必要でしょう。

(市場調査部)

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