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2017/01/13 09:06トランプ次期大統領の経済政策の不透明感高まり、米ドル続落

(欧米市場レビュー)

12日の欧米の為替マーケットでは、米ドルが続落。米ドル/円は一時113.75円まで下落しました。クロス円通貨も概ね連れ安。ユーロ、豪ドル、NZドルは対米ドルでは上昇しました。

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は講演で、「今年は3回の小幅な利上げが適切」になるだろうと発言。ただ、マーケットへの影響はさほどみられませんでした。

トルコリラと南アフリカランドは対円で反発しました。トルコリラの上昇は、TCMB(トルコ中銀)の流動性引き締めを受けて、次回会合での利上げ観測が高まったことが背景のようです。

WTI原油先物(2月限)は、サウジアラビアがOPEC(石油輸出国機構)で合意した以上の減産を実施したと表明したことで、53ドル台へと上昇。加ドルや豪ドルのサポート材料となりました。

欧州株は、トランプ次期大統領が医薬品に入札方式を導入する方針を示したことで、製薬株を中心に下落しました。独DAXは前日比-1.07%で取引を終えました。欧州の所要株価指数が概ね低下する中で、英FTSE100は小幅ながら11日連続で過去最高値を更新しました。

米国株も下落。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.32%、-0.21%、-0.29%で取引を終えました。

(本日の相場見通し)

本日の日経平均は、欧米株が下落したことや、米ドル/円の下落を受けて上値の重い展開が予想されます。また、トランプ次期大統領の経済政策の不透明感も積極的な取引を控える材料になるかもしれません。

本日は米経済指標に注目です。米12月小売売上高は、12月の自動車販売台数が好調だったことやガソリン価格が上昇したことで(いずれも小売売上高の押し上げ要因)、市場予想の0.5%(前回値:0.1%)を上回れるか注目でしょう。また、年末のクリスマス商戦の結果を確認するうえでも注目されます。

昨日講演したハーカー総裁はインフレ率に関して、「今年もしくは来年のいつか」の時点で目標とする2%に達する軌道に乗っているとの見方を示しました。インフレ見通しを確認するうえでも、小売売上高には注目です。

(市場調査部)

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