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2017/01/09 08:56米雇用統計、賃金上昇で米ドル上昇

(欧米市場レビュー)

6日の欧米の為替マーケットでは、米雇用統計の結果を受けて米ドル/円が上昇しました。米ドル/円は117円台まで上昇。米ドル/円の上昇により、クロス円も全面高の展開。米ドルはその他の通貨に対しても概ね上昇しました。

6日発表された米雇用統計はNFP(非農業部門雇用者数変化)が市場予想の17.5万人を下回る15.6万人となりました。一方で、失業率が4.7%と完全雇用に近い中で、平均時給が前年同月比2.9%増加したことが材料視され、米ドルが上昇しました。

欧州株は動意に乏しい展開でしたが、米雇用統計の結果を好感し小幅に上昇しました。独DAXは前日比+0.12%、英FTSE100は+0.20%で越週しました。

米国株も上昇。下げて始まる展開となった米国株でしたが、欧州株同様、米雇用統計の結果を受けて反発。NYダウは一時2万ドルに迫る19999.63ドルまで上昇するなど、日中ベースで最高値を更新しました。

S&P500も上昇し、終値ベースで過去最高値を更新しました。NYダウは前日比+0.32%で越週。S&P500、NASDAQはそれぞれ+0.35%、+0.60%で越週となりました。

(本日の相場見通し)

本日は日本の祝日のため株式市場が休場となり、日本時間の為替マーケットは薄商いになることが予想されます。ただ、6日の米雇用統計の結果や、米国株の上昇を受けて米ドル/円は底堅く推移すると考えられます。

(今週の注目材料)

今週の注目点は11日に予定されているトランプ次期大統領の記者会見です。直近では企業への批判的な発言が目立ちますが、大統領就任を前にどのような発言をするのか注目されます。

13日に予定されているイエレンFRB議長の講演をはじめ、各地区連銀総裁の発言にも注目です。米雇用統計が強めだったこともあり、利上げペース加速の見通しが強まった場合、米ドル/円は一段と上昇するかもしれません。

(市場調査部)

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