市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/12/29 09:01本日の市場は参加者が少なく閑散予想も、大口フローには要注意!

[欧米市場レビュー]

28日東京時間の米ドル/円には、27日に続き年末の実需筋(輸入業者)による駆け込み外国為替予約(米ドル/円買い)が散見されました。

米ドル/円買い需給は、仲値(銀行等の対顧客レートで、毎朝9時55分の為替レートを参考に決定されます)に向け散見され、一時117.71円まで上昇するものの、その後は動意の乏しい動きとなりました。米ドル/円が上昇したことから、クロス円も上昇する場面が見られました。

欧州時間の米ドル/円は、東京時間の流れを受け、117.77円まで上昇するも、117.80円アッパーにあった米ドル/円売り注文が上値を抑える形となりました。

NY時間での米ドル/円は、一転売りが優勢となり、午後にかけて一時117.00円近辺まで下落しました。11月米中古住宅販売成約指数が、市場予想の+0.5%を-2.5%と大幅に落ち込み、また米財務省の5年債入札が好調であったことで、米10年債利回りが急低下したことがその背景となりました。


[本日の相場見通し]

29日オセアニア時間の米ドル/円は、117.00円近辺に散見された買い注文を背景に底堅い動きをしていましたが、NY時間の流れを受け、円買いが強まり一時116.83円まで下落しました。ユーロ/円は121.71円、英ポンド/円は142.85円、豪ドル/円は83.89円、NZドル/円は80.85円まで下落。

本日の米ドル/円とクロス円は、日経平均株価が弱含み推移することが予想されることから、
頭の重い展開を予想します。ただし、米ドル/円に関しては、市場参加者は少ないものの、買い遅れている参加者も一部存在しているとの観測もあり、下値は限定的か。同時に大口フローには要注意でしょう。

本日の日経平均株価は、ダウ平均および日経平均先物が下落したことから、頭の重い調整色の強い展開を予想します。  

(市場調査部)

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