市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/12/26 08:38黒田日銀総裁の講演に注目!!円安や金利に関する発言に注目!!

[欧米市場レビュー]
 
欧州時間の外国為替市場では、クリスマス休暇の時期で市場は閑散。リビア機がハイジャックされマルタに着陸したとの報道や、中国習近平国家主席が6.5%の成長目標を下回ることを容認する公算との関係筋情報が流れましたが、同市場での反応は限定的でした。

NY時間の外国為替市場では、オセアニア通貨が下落。東京時間25時のロンドンフィキシング(※)に向け、オセアニア通貨売り需給が持ち込まれ、豪ドル/米ドルは0.7158ドル、NZドル/米ドルは0.6860ドルへと約半年ぶりの安値を塗り変えました。豪ドル/円は83.95円、NZドル/円は80.43円まで下落し、ドル/円も連れて117.17円まで下落しました。

オセアニア通貨に売りが持ち込まれたのは、欧州時間に伝わった中国の成長目標に関する報道が材料視されたことが一要因。
 
(※)フィキシングとは「値決め」をするという意味。ロンドン冬時間16時に世界の投資家や機関投資家などが保有資産を評価する時に使う基準値で、同フィキシングの前後に大きな為替需給が発生することがあります。
 
NY市場のクローズに向け外国為替市場は閑散の中、円は総じて強含み推移。ドル/円は117.27円、豪ドル/円は84.14円、NZドル/円は80.65円で越週しました。


[本日の相場見通し]

本日(26日)はクリスマス絡みの祝日で日本以外のほとんどの市場が休場となります。通常時に比べ市場参加者が極端に少なく、何か材料が出てこなければ、動意の乏しい値動きとなりそうです。本日は、黒田日銀総裁の講演に注目です。 
 
[本日の注目材料]
 
本日13:00(予定)からの黒田日銀総裁の講演(日本経済団体連合会審議員会)に注目です。総裁は、20日の記者会見で円安容認と受け止められる旨の発言(※)をし、円は対主要通貨で売られ、米ドル/円は一時118.21円まで上昇する場面が見られました。本日も円安や金利についての発言があるか、同総裁の講演に注目が集まります。
 
※「円安が今の時点で行き過ぎなど弊害があるとの見通しはない」「海外金利の上昇に応じて、操作目標を引き上げることはまったく考えていない」

(市場調査部)

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