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2016/12/23 09:38為替市場は様子見ムードが漂い、比較的落ち着いた値動きになりそう

[欧米市場レビュー]

22日の欧米時間の外国為替市場では、加ドルが下落。対米ドルで約1か月ぶりの安値をつけ、対円では一時86.87円へと値を下げました。カナダの11月CPI(消費者物価指数)が前年比+1.2%と、市場予想の+1.4%を下回ったことを受けて、加ドルに下落圧力が加わりました。

米ドル/円は、方向感に欠ける展開でした。米国の7-9月期GDP確報値が市場予想を上回ったことで、米ドル/円は一時117.84円へと上昇。ただ、欧米がクリスマス休暇の時期で市場参加者が減少するなか、その後は利益確定売り(=米ドル売り)圧力が強まり、結局は前日(21日)NY終値水準である117円台半ばへと押し戻されました。


[本日の相場見通し]

本日(23日)は日本が祝日(天皇誕生日)です。通常時に比べ市場参加者が少なく、しかも主要な経済指標発表もありません。何かサプライズの材料が出てこなければ、東京時間は落ち着いた値動きになりそうです。

欧米時間に、英国の7-9月期GDP確報値やカナダの10月GDP、米国の11月新築住宅販売件数、12月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が発表されますが、相場材料としては力不足かもしれません。

欧米時間は、主要株価指数、とりわけ2万ドルの大台を前に足踏みをしている米ダウ平均にらみの展開になりそうです。ただし、クリスマス休暇の時期で、市場参加者が通常より減少している状況です。市場参加者が少ない分、突発的なニュースが出てきた場合、上下に値が振れやすいため注意は必要です。何もなければ為替市場はここ数日と同様に比較的落ち着いた値動きになりそうです。本格的に動き出すのは、クリスマス休暇明けの来週火曜日(27日)以降になるかもしれません。

(アナリスト 八代和也)

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