市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/12/22 09:14クリスマス休暇前のポジション調整・利益確定取引が優勢の中、大口フローには要注意!!

[欧米市場レビュー]
 
21日東京市場の米ドル/円は、117.40円近辺まで下落しました。21日後場の本邦株式市場において、昨日に続き機関投資家から利益確定の売り需給が観測され、リスク回避の円買いが活発化したことが背景。
 
欧州市場序盤の米ドル/円は、特に材料がない中、利益確定目的のドル売り・円買いが優勢になり、日通し安値の117.10円まで下落しました。
 
NY市場では、東京時間24時発表の米11月中古住宅販売件数が561万件と市場予想の550万件を上回ったことから、米ドル/円は切り返し、117.49円まで上昇しました。その後、東京時間25時のロンドンフィキシング(※)にかけ、米ドル買いが対円で強まると、米ドル/円は117円台後半まで上昇(NY市場の米ドル/円の高値は117.84円)しました。

(※)フィキシングとは「値決め」をするという意味。ロンドン冬時間16時に世界の投資家や機関投資家などが保有資産を評価する時に使う基準値で、同フィキシングの前後に大きな為替需給が発生することがあります。

その後のNY市場の外国為替市場は、クリスマス・ウィークで薄商いの中、動意の乏しい展開となりました。米ドル/円は、おおむね117.50円〜117.70円でのもみ合い相場となりました。


[本日の相場見通し]

市場は、クリスマス相場に入っており、基本的に取引は低調となっています。本日の外国為替相場は、全般的に薄商いが予想されますが、大口のフローにより大きく振れる可能性があるので注意が必要です。米ドル/円とクロス円に関しては、3連休を控え仲値(東京時間9:55に決定される銀行等の対顧客為替相場)にかけての動きに注目か。

本日の日経平均株価は三連休を控え、模様眺め気分が広がりそうです。ただ、今週に入ってからも、本邦投資家の利益確定の売り需給と海外勢の買い需給が散見されることもあり、大口のフローが入る可能性もあり、注意が必要です。 


 (市場調査部)

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