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2016/12/12 09:02OPEC非加盟国も原油減産に合意!!減産合意の結果を受けた市場の反応に注目!!

[欧米市場レビュー]
 
東京市場の日経平均株価は、今年の最高値を更新しました(終値は前日比230.90円高の18,996.37円)。海外機関投資家等が、日経225の現物およびコールオプション(※1)を大量に購入したことが背景。同市場のドル/円は、日経平均株価が上昇したことから、一時114.54円まで上昇しました。(※1)買うことができる権利のこと。
 
欧州市場のドル/円は、リスク選好の動きが強まり、海外勢が対ドルで円売りフローを持ち込むと、115円手前に散見されていた大量の売り注文をこなし115.29円まで上昇しました。ドル/円が急伸したことから、クロス円も軒並み上昇しました。ユーロ/円は121.66円、英ポンド/円は145.07円、豪ドル/円は86.05円、NZドル/円は82.49円まで上昇。

しかし、ドル/円が115円台前半に上昇後に報じられたイタリアのモンテ・パスキ銀行の資本増強に関する報道(※2)が市場に伝わったことで、一転リスク回避の円買い圧力が強まり、114.63円まで下落しました。
(※2)ECBが伊モンテ・パスキ銀行の資本増強期限延長の要請を拒否しました。 

NY市場のドル/円は、米10年債利回りが急速に上昇したことに加え、史上最高値を更新中のNYダウ平均に支援される形で、再び115円台に上昇しました。ドル/円は、一時115.36円の日通し高値まで上昇し、クロス円も堅調に推移しました。

NY原油は続伸しました。10日開催のOPEC加盟国と非加盟国の協議でサウジアラビアとロシアが減産に前向きと報じられたことが背景。原油が続伸したことから、資源国通貨のカナダドル/円は、一時87.57円まで上昇しました。

なお、OPEC非加盟国は、10日開催の同協議で15年ぶりに減産に踏み切ることに合意(※3)しました。11月30日のOPEC加盟国の減産合意に続き今回の減産合意を受け、原油価格の更なる押し上げに繋がるか注目が集まります。
(※3)協調減産にはOPEC非加盟の11カ国が参加し、合計で当初の目標である日量60万バレルをやや下回る55万8000バレルの減産が合意されました。


 [本日の相場見通し]
 
本日の為替市場は海外市場の流れを受け、リスク選好の動きが強まると予想されます。

ドル/円に関しては、115.00円割れに買い戻し注文(先週は115円手前には大量の売り注文)が散見されます。今週も海外勢および本邦実需筋(輸入業者)のドル/円買いフローが予想され、堅調に推移すると予想します。

今年最後の最大イベントの米FOMC[13日(火)〜14日(水)]の結果に注目が集まっています。また、米10年物債利回りが節目の2.5%を越えるかに注目です。

本日の日経平均株価は、原油・欧米株価が大幅に上昇したことに加え、ドル/円が2月10日以来の115円台を付けていることから、堅調に推移することが予想されます。先週は、週末にかけて海外勢の大量の日株買いフローが散見されたので、今週も海外機関投資家等の動きには注目です。

(市場調査部)


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