市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/12/08 09:20ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見に注目!! 内容次第ではユーロが乱高下も!!

[欧米市場レビュー]
 
東京時間7日18:30発表の英10月鉱工業生産(前月比)が市場予想を大幅に下回ったことから、英ポンド/円が144円台前半から143.30円に下落しました。英ポンド/円の下落を受け、ドル/円+クロス円も下落しました。ドル/円は113.89円、ユーロ/円は122.02円まで下落しました。

※英10月鉱工業生産(前月比)は−1.3%(市場予想は+0.2%)

その後の欧州市場のドル/円は、特に目立った材料のない中、114.00円を挟んだ動意に乏しい展開となりました。

NY市場では、ダウ平均は大幅に上昇(前日比297ドル高)しました。一方で、ドルは主要通貨に対し、全般的に上値が重い展開となりました。米10年債利回りが下落したことに加え、NY原油価格が6日に続き、急落したことが背景。ドル/円は、一時113.42円まで下落し、ユーロ/ドルは1.0766ドル、豪ドル/米ドルは0.7481ドルまで上昇しました。

NY原油価格の下落は、10日にウィーンで開催される予定のOPEC加盟国と非加盟国の協議を控え、受渡場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫(※)が急増したことが背景です。週末の同協議には注目が集まります。

※毎週、米エネルギー省のエネルギー情報局は、週間石油在庫統計の中で、クッシングの原油在庫を発表しています。その在庫動向は、原油価格に大きな影響を与えるため、世界の市場関係者の間で注目されています。

NY市場午後のドル/円は、ダウ平均が急騰したことにサポートされ、113円台後半に戻しましました。


[本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価は、欧米株価が大幅に上昇したことに加え、ドル/円が113円台後半で堅調に推移していることから、堅調な展開を予想します。ただし、本日も原油価格の動向には要注意。

ドル/円に関しては、日経平均株価が大幅に上昇すると予想されることから、堅調に推移すると予想されます。ただし、昨夜、米国長期金利が下落したことから、ドル/円の上値が抑えられたので、米国長期金利の動向には注目です。また、今夜のECB理事会とドラギ総裁の記者会見前のポジション調整にも注意が必要です。

[本日の注目材料]

本日ECB理事会が開催され、21:45にECBの政策金利が発表され、22:30からECBのドラギ総裁が記者会見を行う予定となっております。同理事会では、債券買い入れプログラムの期限延長との見方が浮上しています。 今週に入り、同理事会や総裁の発言に関しての思惑で、ユーロが乱高下しており、要注目です。

(市場調査部)

------------------------------------

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ