市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/12/07 09:07OPEC加盟国と非加盟国の協議結果発表前の海外勢ポジショニングに注目!!

[欧米市場レビュー]
 
欧州市場序盤のドル/円は、海外勢の買い需給が散見され、一時114.18円まで上昇しました。しかし、8日のECB理事会を控え、ユーロ売りが優勢になり、対欧州通貨で円も上昇したことから、ドル/円も113.68円まで下落する局面が見られました。 ユーロは対ドルで、1.07ドル台後半から1.07ドル台前半まで下落、ユーロは対円で、122円台後半から122円台前半まで下落しました。

NY市場のドル/円は、強弱まちまちの米経済指標が発表される中、114.00円を中心に方向感のない動きとなりました。一方で、ECBの定例理事会で緩和策が維持されるとの見方が広がり、ユーロ売りが再燃しました。ユーロは対ドルで、日通し安値の1.0696ドル、ユーロは対円で、日通し安値の121.92円まで下落。

6日のNY原油価格は反落しました。OPECとロシアの原油生産が急増との一部報道があり、11月30日に合意されたOPECの8年ぶりの原油減産効果が後退した形。
なお、OPECのバルキンド事務局長は5日、OPEC非加盟国と10日にウィーンにて原油減産に関する協議を行うと発表しました。OPEC加盟国と非加盟国の協議の結果に注目です。

海外投機筋持ち高は、直近のIMMポジション(※)によると、円の買い持ち(=ロング)が4週間連続で解消され、2015年ぶりに建て玉が円の売り持ち(=ショート)になったとことが明らかになっています。

※米国シカゴの取引所(CME)で取引されている通貨先物ポジション(建て玉)の中で、特に投機的なポジションのことを指します。

米大統領選後のドル/円の上昇は、海外投機筋の円売り需給が一因と言えそうですが、持ち高が変わった際には、その新たな持ち高は継続する傾向があり、ドル/円の上昇も継続する可能性があります。


 [本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価は、ドル/円が113円台後半で堅調に推移していることに加え、米国株高を受け堅調な展開を予想します。ただし、オーバーナイトで、軟調に推移した原油価格の動向に注意。

ドル/円およびクロス円に関しては、堅調に推移すると予想されます。引き続き、日米金利差に注目する海外勢が多く、注目です。

(市場調査部)

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