市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/11/29 09:10明日30日のOPEC総会と米重要経済指標に注目!!

[欧米市場レビュー]
 
28日午前の東京市場のドル/円は、開催予定であったOPEC加盟国と非加盟国の非公式協議が中止になったことに加え、米10年債利回りが低下したことを受け、調整売りが進みました。
 
ドル/円は、一時111.34円の安値まで下落。ドルが対円で値を下げたことから、クロス円も連れて下落。ユーロ/円は118.84円、英ポンド/円は139.30円、豪ドル/円は83.15円、NZドル/円は78.82円まで下落しました。
 
28日午後の東京市場のドル/円は、日本銀行がETF(上場投資信託受)を購入するとの観測が強まり(日銀は株式市場大引け後に706億円分購入したと発表がありました)、日経平均株価の下げ幅が大引けにかけて縮小したことを受け、112.17円まで切り返しました。
 
欧州市場のドル/円は、欧州勢の押し目買い(利益確定の売りに下落したタイミングで買い注文を出す手法)注文が散見される中で、米長期金利が横ばい推移も、原油相場が切り返したことから、112円台後半まで上昇しました。OPEC総会を30日に控え、為替市場は原油動向への反応が強まりました。

NY市場のドル/円は、米長期金利が横ばい推移を継続の中、ドルが対円で上昇し、112.75円の日通し高値まで上昇しました。OECD(経済協力開発機構)が世界経済の成長率を上方修正したことが好感。

NY市場クローズに向けてのドル/円は、OPEC総会やイタリア国民投票の懸念が強まり、112.00円近辺まで下落しました。なお、報道通りOPEC加盟国と非加盟国の非公式協議が中止となりましたが、OPEC加盟国での協議は行われました。同協議の結果は、今朝段階で生産枠の詳細については合意出来なかったと伝わりました。東京時間朝方のドル/円は、一時111.60円まで下落しました。


 [本日の相場見通し]
 
日経平均株価は、ドル/円が111円台半ばから後半と円高気味に推移していることに加え、手掛かり材料難のなか、弱含みの鈍い展開を予想します。明日のOPEC総会の報道に関しては要注意です。

ドル/円とクロス円に関しても、OPEC総会を明日に控え、動きの鈍い展開を予想します。
海外市場の材料としては、OPEC総会に関する報道に加え、米長期金利に影響を与える米第3四半期GDPの改定値(22:30発表予定)と米11月消費者信頼感指数(24:00発表予定)に要注目です。

(市場調査部)

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