市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/11/11 09:48ドル/円は200日移動平均線より上で定着できるかに注目!

[欧米市場レビュー]

10日欧米時間の外国為替市場では、米ドル買いの展開。一時、ドル/円は106.91円へと上昇し約3か月半ぶりの高値を記録、ユーロ/ドルや豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルは下落しました。米大統領選挙では共和党候補のトランプ氏が勝利し、同時に行われた議会選挙では共和党が上下院の両院で過半数を獲得しました。これにより議会運営が安定し、トランプ氏の大統領就任後に大規模な財政出動策が打ち出されるとの思惑から10年債利回りが上昇。そのことが米ドルの支援材料となりました。


[本日の相場見通し]

米大統領選挙後のドル/円の上昇は、米10年債利回りの上昇が背景にあります。引き続き、米10年債利回りの動向に注目する必要がありそうです。

ただし、米国は本日(11日)祝日(ベテランズデー)で、米債券市場は休場です(米株式市場は通常取引)。そのため、やや手掛かり材料難であることや、週末ということもあり、本日の外国為替市場ではポジション調整が中心になるかもしれません。その場合、ドル/円は伸び悩む、あるいはいったん下落する可能性があります。

テクニカル面でみれば、ドル/円は200日移動平均線を上回ってきました。同移動平均線より上の水準で定着できれば、まずは7月21日高値の107.48円を目指して上昇圧力が強まる可能性があります。200日移動平均線は昨日(10日)時点で106.60円にあります。

(アナリスト 八代和也)

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