市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/11/02 09:15トランプリスクがシュートアップ!米大統領選に関する報道に注目!

[欧米市場レビュー]
 
1日の東京市場では、RBA(豪準備銀行)の政策金利発表で、予想通り金利を据え置きましたが、インフレ率が今後2年間に徐々に上向くとの見通しが示され、豪ドルは更に上伸しました。豪ドル/円は80円台、豪ドル/米ドルは0.76米ドル台半ばへと上伸しました。
 
欧州時間序盤のドル/円は、東京時間の流れを引き継ぎ、堅調に推移し、東京時間の高値を越え、105.09円まで上伸しました。その後、米大統領選を巡る不透明感が高まり、徐々にリスク回避の動きに拍車がかかり始め、円が選好されました。

NY市場に入り、注目の米国10月ISM製造業景況指数は、51.9と市場予想の51.7を上回りましたが、市場の反応は限定的でした。その後、米メディアが発表した米大統領選に関する世論調査の結果(※)が市場に広まると、警戒感が一気に高まり、NYダウが一時18000ドルを下回り、円買いが加速しました。

※共和党候補トランプ氏の支持率が46%となり、民主党のクリントン氏を1ポイント差で逆転したとの調査結果(ワシントンポスト/ABCの最新世論調査)

NY市場の午後には、ドル/円は103.78円、ユーロ/円は114.87円、英ポンド/円は127.09円、豪ドル/円は79.45円、NZドル/円は74.48円まで下落しました。

 [本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価は、大統領選への警戒感が高まり、NYダウや夜間の日経平均先物が大きく下落したことから、反落すると予想します。日銀のETF買い注文や海外勢の押し目買い(一時的に相場が下落したタイミングを見計らって買い注文を出す手法)が散見されるか否かに要注目です。

本日のドル/円とクロス円に関しても、海外市場の流れを引き継ぎ、頭の重い展開を予想します。ただ、ドル/円に関しては、実需筋(輸入企業)による押し目買い注文が散見されており、下値は限定的と思われます。引き続き、クリントン氏のメール問題を含め、米大統領選に関する報道に要注目です。
 
 [本日の注目材料]
 
1)年内の米利上げ観測が高まる中での米重要指標に要注目です。

 東京時間21:15発表予定:米10月ADP雇用統計(市場予想は16万5000人)

2)米大統領選挙を来週に控え、本日(NY時間)発表の米FOMC(米金融政策の最高意思決定機関)では、金融政策の現状維持を予想する見方が大勢ですが、声明文の文言に要注目です。

 東京時間27:00発表予定:米FOMCの政策金利発表(市場予想は0.25-0.5%の現状維持)

3)米大統領選挙を来週に控え、米大統領選に関する報道にも要注目です。

(市場調査部)

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