市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/11/01 09:09日銀の金融政策決定会合と日銀総裁の記者会見に注目!

[欧米市場レビュー]
 
31日東京市場の午前のドル/円は、実需筋(輸入業者)や本邦機関投資家の買い注文が散見され、104円台後半で堅調に推移しました。しかし、105.00円には、実需筋(輸出業者)の売り注文があり、上値も限定的な相場となりました。
 
 欧州時間のドル/円は東京市場の流れを引き継ぎ、堅調に推移し、売り注文が散見される105.00円の大台に乗せました。 
 
クロス円も総じて堅調に推移し、特にランド/円は、欧州市場で大きく上伸し、NY市場に入ると5月25日ぶりの7.74円まで上伸しました。ランド/円が大きく上伸したのは、南アフリカの検察当局がゴーダン財務相への告訴を取り下げると発表したことが背景です。
 
NY市場では、22:45発表の注目の米10月シカゴ購買部協会景気指数は50.6と市場予想の54.0を下回り、一時、ドルが売られる場面が見られました。
 
NY市場の午後に入ると、105円台前半まで上昇していたドル/円は、月末のロンドンフィキシング(※)に絡んだドル売りに加え、マイナス圏に沈んだダウ平均が嫌気され、一時、104.80円割れまで下落しました。クロス円に関しては、ドル/円が下落したことに連れ、総じて軟調に推移しました。

※ロンドン時間に発表される対顧客レートで、外国為替市場では有価証券の決済に絡んだ注文が多い。

 [本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価は、海外市場での動きが鈍かったことから、持ち合い相場(上下動が少ない相場状況)を予想します。ただし、中国の重要経済指標や日銀金融政策決定会合の結果次第では、動意づく可能性もあるので注意が必要です。

外国為替相場に関しても、持ち合い相場を予想します。ただし、米中重要経済指標や日銀金融政策決定会合の結果次第では、同意づく可能性もあるので注意が必要です。

[本日の注目材料]
 
1)日銀の金融政策決定会合が昨日から開催されており、本日、金融政策の現状維持が決定されるとの見込みです。日銀は、同会合において「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)を決定・公表する予定です。
 
本日は黒田日銀総裁の記者会見が、同決定会合後の15:30より行われることが予定されています。同決定会合の結果と黒田日銀総裁の記者会見は、海外勢市場関係者に注目されており、相場が変動する可能性もあるので、注意が必要です。

2)米中の重要経済指標に注目です。
 1. 東京時間10:00発表予定:中国10月PMI製造業(市場予想は50.3)
 2. 東京時間10:45発表予定:中国10月財新製造業PMI(市場予想は50.1 )
 3. 東京時間23:00発表予定:米国10月ISM製造業景況指数(市場予想は51.7)

(市場調査部)

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