2016/10/28 09:13米7-9月期GDPの発表とOPECの産油国会合に注目!結果次第では乱高下も!
[欧米市場レビュー]
欧州時間序盤の外国為替相場では、英ポンド/円が急伸しました。英7-9月期のGDP速報値が市場予想を上回ったことが背景です(※)。英ポンド/円は128.39円と昨日海外市場の高値まで上伸しました。英ポンド/円が上伸したことにつれ、ドル/円や他のクロス円も上伸しました。
(※)
英7-9月期GDP・速報値(前期比):+0.5% (市場予想 +0.3%)
英7-9月期GDP・速報値(前年比):+2.3% (市場予想 +2.1%)
経営不安視されているドイツ銀行の2016年7〜9月期の決算は、最終損益が2億7800万ユーロ(約318億円)の黒字となりました。この結果を受け、リスク回避の円買いの巻き戻しに拍車がかかりました。
NY市場では、原油価格が上伸しました。石油輸出国機構(OPEC)のペルシャ湾岸諸国が減産の用意があると表明し、具体的な協議が行われるとの一部メディアの報道が背景。本日28日と明日29日にウィーンにて産油国会合が開催されます。OPEC加盟国と非加盟国のロシアなどが会合に参加する予定。
午後のNY市場では、ドル/円が上伸しました。米国の経済指標が市場予想を上回り、米国長期金利が上伸したことが背景。ドル/円は、約3か月ぶりの105円台まで上伸し、一時、105.31円の高値まで上伸しました。ドル/円が上伸したことが影響し、クロス円も堅調に推移。
[本日の相場見通し]
本日の日経平均株価は、ドル/円が105前半と堅調に推移していることに加え、夜間の日経平均先物が上伸したことを受け、輸出関連株を中心に堅調に推移すると思われます。先週活発化した海外勢の動向に要注目です。
本日のドル/円は、海外の流れを引き継ぎ堅調に推移すると思われます。昨日のドル/円は、105円近辺に大量の売り注文が散見されていました。ドル/円の105円がしっかりとサポートするようですと、更なる上値トライが予想されます。本日の海外市場の産油国会合と米GDPの発表に注目です。
[本日の注目材料]
(1)東京時間21:30に米国の7-9月期のGDP速報値の発表が予定されています。米国の年内利上げの観測が高まっている中での同指標には、要注目です。
米7-9月期GDP速報値の発表(前期比):市場予想は+2.5%
(2)本日28日と明日29日にウィーンにて産油国会合が開催される予定です。原油価格の動向は、外国為替市場や株価に影響を与えることが多々あるので、要注目です。
欧州時間序盤の外国為替相場では、英ポンド/円が急伸しました。英7-9月期のGDP速報値が市場予想を上回ったことが背景です(※)。英ポンド/円は128.39円と昨日海外市場の高値まで上伸しました。英ポンド/円が上伸したことにつれ、ドル/円や他のクロス円も上伸しました。
(※)
英7-9月期GDP・速報値(前期比):+0.5% (市場予想 +0.3%)
英7-9月期GDP・速報値(前年比):+2.3% (市場予想 +2.1%)
経営不安視されているドイツ銀行の2016年7〜9月期の決算は、最終損益が2億7800万ユーロ(約318億円)の黒字となりました。この結果を受け、リスク回避の円買いの巻き戻しに拍車がかかりました。
NY市場では、原油価格が上伸しました。石油輸出国機構(OPEC)のペルシャ湾岸諸国が減産の用意があると表明し、具体的な協議が行われるとの一部メディアの報道が背景。本日28日と明日29日にウィーンにて産油国会合が開催されます。OPEC加盟国と非加盟国のロシアなどが会合に参加する予定。
午後のNY市場では、ドル/円が上伸しました。米国の経済指標が市場予想を上回り、米国長期金利が上伸したことが背景。ドル/円は、約3か月ぶりの105円台まで上伸し、一時、105.31円の高値まで上伸しました。ドル/円が上伸したことが影響し、クロス円も堅調に推移。
[本日の相場見通し]
本日の日経平均株価は、ドル/円が105前半と堅調に推移していることに加え、夜間の日経平均先物が上伸したことを受け、輸出関連株を中心に堅調に推移すると思われます。先週活発化した海外勢の動向に要注目です。
本日のドル/円は、海外の流れを引き継ぎ堅調に推移すると思われます。昨日のドル/円は、105円近辺に大量の売り注文が散見されていました。ドル/円の105円がしっかりとサポートするようですと、更なる上値トライが予想されます。本日の海外市場の産油国会合と米GDPの発表に注目です。
[本日の注目材料]
(1)東京時間21:30に米国の7-9月期のGDP速報値の発表が予定されています。米国の年内利上げの観測が高まっている中での同指標には、要注目です。
米7-9月期GDP速報値の発表(前期比):市場予想は+2.5%
(2)本日28日と明日29日にウィーンにて産油国会合が開催される予定です。原油価格の動向は、外国為替市場や株価に影響を与えることが多々あるので、要注目です。
(市場調査部)
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