市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/10/26 09:15豪の経済指標に注目!同指標の結果次第で市場が大きく動意づく可能性も!

[欧米市場レビュー]
 
東京時間午前のドル/円は、輸入企業(円を外貨に交換したい企業)による買い注文が観測され、昨日につけた高値(104.29円)を抜けて上伸しました。しかし、輸出企業(外貨を円に交換したい企業)の売り注文が、104円台半ばから入っており、ドル/円の上値も限定的となりました。 
 
欧州時間序盤のユーロ/ドルは、10月の独IFO景況感指数(独のIFO経済研究所が発表するドイツの景況感についての調査結果)が市場予想を上回った結果となったことから、1.0892ドルまで上伸しました。NY市場の午後には、一時、1.0900ドル台まで上伸しました。

NY市場のドル/円は、約3ヶ月ぶりの高値の104.83円まで上伸しました。ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が「12月FOMCは利上げに理想的な時期である可能性がある」と答えたことや、市場予想を上回った米国経済指標の結果を受け、年内の米利上げ観測が高まったことが背景。

同市場のクロス円は、ドル/円が最近のレンジを上抜けしたことが影響し、全般的に堅調に推移しました。欧州時間序盤で上伸したユーロ/ドルは、注目のドラギECB総裁の講演で、金融緩和の維持を公約したことから、1.0847ドルの日通し安値まで下落。

NY市場の中盤以降のドル/円は、原油価格が下落したこと(23日のイラク石油相の原油減産除外発言を材料視)や欧米株が下落したことから、リスク回避の円買いが再燃し、104円台前半まで下落しました。クロス円に関しても、ドル/円が失速したことが影響し、上伸する前の水準まで戻してNY市場は終了しました。


[本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価は、米株や夜間の日経平均株価先物が下落したことから、軟調に推移すると思われます。ドル/円とクロス円に関しては、海外市場で上抜けに失敗したことから、上値が重い展開が予想されます。ただ、海外勢のドル/円の買戻し注文が103円台には散見されるので、下値は限定的と予想されます。
 
[本日の注目材料]
東京時間9:30発表予定の豪の経済指標に注目です。豪ドル/円の動きによっては、ドル/円や他のクロス円が影響されることがあり、要注目です(25日付のオセアニア・レポートも参照ください)

豪第3四半期消費者物価指数 前期比 市場予想:+0.5%
豪第3四半期消費者価格指数 前年比 市場予想:+1.1%

(市場調査部)

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