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2016/10/24 09:16年内米利上げ観測が高まる中でのFRB当局者の講演に要注目!

[欧米市場レビュー]
 
欧州時間序盤のユーロ/ドルは、英国民投票の翌日につけた安値1.0910ドルを明確に下抜けし、売りが加速したことに連れ、ユーロ/円は9月30日ぶりに113.00円を割り込み、中盤には112.58円まで下落しました。ドル/円や他のクロス円に関しては、円が対ユーロで強まったことが影響し、軟調に推移しました。

NY市場では、ダウ平均が大きく下落して開始したことを受け、リスク回避の動きに拍車がかかり、円は全般的に強含んで推移しました。一方、ドル/円は日通し安値の103.50円まで下落しましたが、海外勢による対ドルでの円の買い戻し需給が散見され、下押しは限定的となりました。

NY市場の午後に入ると、ユーロ/ドルは更に売り込まれました。今年3月以来の安値1.0856ドルまで下落。ユーロ/円に関しては、ドル/円が海外勢の買い戻し注文にサポートされていたことから、売り込みづらく下値は限定的となりました。

先週のドル/円は、前週に続き、海外勢の買い戻しが散見され、サポートされましたが、本邦実需筋の売り注文に頭が抑えられ、動きの鈍い展開となりました。なお、IMMの推計推移(※)によると、円の売り戻しが続行されている一方で、ユーロの売り増しが加速されています。このポジショニングの解消・続行が今週も継続するか否かに要注目です。

※IMM通貨先物の円とユーロの過去3週間の集計推移
円:68,695枚の買い越し→45,909枚の買い越し→36,991枚の買い越し(10月18日時点)
ユーロ:82,059枚の売り越し→93,472枚の売り越し→109,268枚の売り越し(10月18日時点)

先週の日経平均株価には、オイルマネー(産油国が石油輸出により得た経常黒字を原資として対外投資に回す資金の総称)の買い観測がでており、今まで上抜け出来なかった節目の17,000円を大きく上抜け、17,184.59円で越週しました。原油が堅調に推移する中で、同筋の動向には今後も要注目です。


[本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、先週52週線(17,0801円)を上抜けしてきており、また、円建てのシカゴ市場日経平均先物の清算値が、21日日中の日経平均株価先物終値比プラスで引けたことから、堅調に推移することが予想されます。先週活発化した海外勢の動向に要注目です。

本日の外国為替市場では、先週、ドラギECB総裁が記者会見で量的緩和を延長する可能性を示唆(※)したこともあり、英国民投票の翌日につけた安値(1.0910ドル)を明確に下抜けしてきたことから、ユーロ/ドルに注目です。英国民投票の翌日につけた安値レートを回復出来ないようだと、更に下値を探る可能性があり、注意が必要です。

※「大規模な金融緩和のサポートが必要。12月の理事会で今後の方向が決まるだろう。」と述べ、量的金融緩和を延長する可能性を示唆。(21日付日刊紙朝刊一部抜粋)←金融政策見通しの変更は、比較的長く相場の方向性を決めることが多く、12月の理事会に向けて当局者の発言にも要注目。

[本日の注目材料]

今週は、複数の米FRB当局者が講演を行う予定です。年内の米利上げ観測が高まる中での米FRB当局者の講演に注目です。本日は、NY連銀総裁とセントルイス連銀総裁の講演が予定されております。

NY連銀ダドリー総裁の講演:24日(月)22:00〜 
米セントルイス連銀ブラード総裁の講演:24日(月)22:05〜 

                                  (市場調査部)

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