市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/10/21 09:17ユーロ/ドルに注目!英国民投票後の安値を意識!下抜けすると下落に拍車も!

[欧米市場レビュー]
 
海外市場の株価はまちまち。
 
英FTSE100は前日比+0.07%、DAXは+0.52%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比、-0.22%、-0.14%、-0.09%で取引を終えました。

20日の東京市場のドル/円は、日経平均株価が寄り付きから上伸したことを受け、103円台後半まで上伸しました。米大統領候補TV討論会でクリントン氏が優勢になるとの見方が強まり、海外勢の日経平均株価への断続的な買い需給が散見されたとの観測が背景。

欧州時間序盤のドル/円は特段の材料がなく、103円台後半中心でのもみあいとなりました。注目のECB定例理事会では、市場の予想通り金融政策を据え置きました。

金融政策の発表後にドラギECB総裁が、QE延長について協議はなかったと記者会見で発言したことを受け、ユーロ/ドルは、1.1036ドルの日通し高値まで上伸しました。その後、ドラギECB総裁が、QEの縮小に関しても協議もしなかったとの発言が材料視されたことから、ユーロ/ドルは一転売り戻されました。

NY市場では、東京時間23:00発表の米9月住宅販売件数が、547万件と市場予想の535万件を上回ったことから、ドルが上伸。ドル/円は104.06円まで上伸し、豪ドル/米ドルは0.76ドル台前半、NZドル/米ドルは0.71ドル台後半まで下落しました。ユーロに関しては、対ドルで4カ月ぶりの安値となる1.0915ドルまで下落しました。


 [本日の相場見通し]

昨日の日経平均株価は、海外勢の断続的な買い需給が観測されたことから、今まで上抜け出来なかった節目の17,000円を大きく上抜けました。

本日の日経平均株価は、ダウ平均が3日ぶりに反落したものの、夜間取引の日経平均株価先物とドル/円が堅調に推移していることから、輸出関連株を中心に堅調に推移すると思われます。 

本日の外国為替相場に関しては、ユーロ/ドルに注目です。ユーロが対ドルで頭の重い状況が続いており、6月23日の英国民投票後の安値1.0910ドルを割り込むと、もう一段下げる可能性があり、要注目です。(NY時間のユーロ/ドルは、一時1.0915ドルまで下落)

EU首脳会合がブリュッセルで昨日より開催されており、メイ英首相が来年3月末までの離脱通告方針を各国首脳に説明しました。本日もEU首脳会合は予定されており、各国首脳の発言に要注目。ドル/円に関しては、海外市場の流れを受け、堅調な推移を予想します。 ただ、104円台前半から104円台後半の実需の売り注文が散見され、上値は限定的と想定します。

(本日の注目材料)
黒田日銀総裁の全国信用組合大会における挨拶(15:35〜)
黒田日銀総裁のThe Economist主催ジャパン・サミット2016における講演(17:00〜)
EU首脳会合(ブリュッセル10月20日〜21日)

                                  (市場調査部)

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