市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/10/18 09:139月米消費者物価コア指数に注目!米利上げ観測継続の中、結果次第で乱高下も!

[欧米市場レビュー]
 
原油安を嫌気し株価が下落しました。

英FTSE100は前日比-0.94%、DAXは-0.73%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比、-0.29%、-0.3%、-0.27%で取引を終えました。
 
17日の東京時間のドル/円は、日経平均株価が堅調に推移し、上値を試す場面も見られましたが、実需筋の売り注文に頭が抑えられ、104円台前半での持ち合い相場となりました。
 
欧州時間序盤・中盤のドル/円も、東京市場の流れを受け、104円台前半での方向感のない値動きが継続。 一方で、原油相場が堅調に推移したことから、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円など、資源国通貨が堅調に推移しました。 
 
東京時間21:30発表の米10月NY連銀製造業景況指数は、-6.8と市場予想の+1を大幅に下振れる結果となりました。米長期金利は下落し、為替市場は若干ドル売りで反応。ドル/円は104円を割り込み、ユーロ/ドルは1.1000ドル台アッパーまで上昇する場面が見られました。
 
NY時間午後のドルは更に売られ、ドル/円は、一時、103.77円の日通し安値まで下落。イラン増産懸念が市場に広がり、原油が下落に転じたことに加え、株安を嫌った動きがその背景。また、フィッシャー米FRB副議長が、低金利の長期化への懸念を講演(※)で示しましたが、早期利上げについての具体的なヒントがなかったことも、ドル売りにつながりました。
 
※フィッシャー米FRB議長の発言:「低金利が金融安定を脅かす可能性ある」「低金利傾向は景気後退の深化を示唆」「様々な要因が金利を抑制している」
 


[本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価は、海外市場の流れを引き継ぎ、軟調に推移すると予想されます。手掛かり材料難のなか、下値には日銀のETF購入の思惑もあり、下値は限定的か。

ドル/円に関しては、原油安・株安・米長期金利の低下を受け、リスク選好的な動きは抑制され、本邦実需筋の売り注文(104.50-104.60円レベル)が上値を抑えると予想します。 

先週散見された海外勢のドル/円の買い戻し需給が下値をサポートするか否かに注目です。(←先週は、103円台前半〜103円台半ばでの海外勢の買い戻しが散見されました。)


(本日の注目材料)

東京時間21:30発表予定:9月米消費者物価コア指数前年比(市場予想は2.3%)

昨夜発表された米10月NY連銀製造業景況指数の結果を受けて米長期金利はやや低下し、市場は若干ドル売りで反応しました。本日NY市場発表予定の重要経済指標の9月消費者物価コア指数が市場予想通りの結果となると、米12月利上げを後押しする材料となると思われるため、要注目です。

(市場調査部)

------------------------------------


※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ