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2016/10/14 09:15中国の重要経済指標に注目!内容次第で相場は乱高下の可能性

[欧米市場レビュー]
 
海外市場の株価も中国の貿易統計に反応し、軟調推移。

英FTSE100は前日比-0.66%、DAXは-1.04%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.25%、-0.31%、-0.49%で取引を終えました。
 
欧州時間序盤の市場では、ユーロ/ドルが7月27日以来の1.1000ドル割れとなり、1.0984ドルまで下落しました。原油安と力強さに欠ける中国の貿易統計を受け、欧州株が全面安で寄り付いたことが背景。(昨日のオセアニア・レポートも参照ください。)
 
同市場のドル/円に関しては、海外勢の買い戻しが散見され(東京市場では、103.55円まで下落)、104.09円まで上伸しました。しかし、欧州株安に加え、NY株価先物や夜間の日経株価先物が下落したことを受け、ドル/円の買戻しは続かず、103.66円まで下落。
 
NY市場では、新規失業保険申請件数(10月8日の週)が24.6万件と市場予想の25.3万件を下回りましたが、ドル/円は東京時間23時過ぎに日通し安値の103.35円まで下落しました。NYダウが寄り付き直後から大きく売られ(一時180ドル超安)、夜間の日経株価先物の下げ幅が拡大し、リスク回避の動きに拍車がかかったことが背景。
 
NY原油は、東京時間24時発表の米週間石油在庫統計で、原油在庫が大幅増となったことが伝わると、一時50ドルを下回る局面がありました。しかし、売りが一巡するとショートの買戻しが入り、50ドル台を回復し堅調に推移。原油相場が持ち直したことを受け、資源国通貨のカナダ/円が上伸しました。

NY市場の午後には、原油相場が堅調に推移したことに加え、NYダウの下げ幅が縮小したことから、リスク回避の動きが後退し全般的に円が売られました。NYクローズのドル/円は、103.69円、ユーロ/円は114.61円、豪ドル/円は78.41円、NZ/円は73.51円、ポンド/円は126.99円レベルで推移。

[本日の相場見通し]
 
本日の日経平均株価と円相場は、東京時間10:30発表の中国の経済指標の発表待ちか。 昨日は、力強さに欠ける中国貿易統計の結果を受け、リスク回避の動きに拍車がかかりました。日経平均株価は100円超、ドル/円は1円超下落した場面があり、本日の中国の経済指標(↓)が注目されます。海外市場では、早期利上げ観測が高まりつつある中での、米重要経済指標(↓)とイエレン米FRB議長の講演(↓)に注目。

(本日の注目材料)
東京時間10:30発表予定の【中】消費者物価指数:市場予想は前年比(9月)1.6%
東京時間10:30発表予定の【中】9月生産者物価指数:市場予想は前年比(9月)-0.3%
東京時間21:30発表予定の【米】9月小売売上高:市場予想は前月比(9月)0.6%
東京時間15日2:30開始予定のイエレン米FRB議長のボストン連銀での講演

(市場調査部)

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