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2016/10/12 09:26産油国会合に注目!内容次第で相場は乱高下の可能性

[欧米市場レビュー]

非鉄大手アルコアの軟調な決算等を受けNY株が下落しました。

英FTSE100は前日比-0.38%、DAXは-0.44%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比−1.09%、−1.24%、−1.54%で取引を終えました。
 
欧州市場序盤の市場は、南ア国債が売られ、ランド/円も急落しました。市場の信認が厚い南アフリカのゴーダン財務相が追訴されるとの報道を受け、同国の経済や財政への懸念が強まったことがその背景。ゴーダン財務相は出廷命令を受けたことを認め、検察は同相を訴追する意向を明らかにしました。

この報道を受け、東京時間17:00過ぎに7.45円近辺で推移していたランド/円は、約10分で7.29円まで下落し、NY市場の午後にはさらに下げ幅を広げ、7.16円と9月19日以来の安値まで下落。

その後の11日の欧米市場では、米利上げ観測の台頭や英国のEU離脱懸念を背景にドルが上伸しました。また、昨日急伸した原油相場に調整売りが入り、資源国通貨が下落したこともドルのサポート要因となりました。

ユーロ/ドルは1.1047ドルまで、豪ドル/米ドルは0.7531ドルまで、NZドル/米ドルは0.7046ドルまで下落しました。一方で、ドル/円は、クロス円やNYダウが下落したことを受け、下落しましたが、海外勢の買戻し注文が下値を支え、103円前半までと下げ幅は限定的となりました。


 [本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、NY株と夜間の日経平均株価先物が下落したことを受け、軟調に推移すると予想します。

昨日の東京市場では、日経平均株価は節目の17,000円を上回りクローズしましたが、本日は強い抵抗線となると予想されます。

アジア時間のドル/円に関しては、海外勢の買い戻し注文(102円台後〜103円台前半)と本邦実需筋(輸出企業)の厚い売り注文(104.00円から104円台前半)が散見され、狭い範囲でのレンジトレードを予想します。日本時間午後8時から、産油国会合が開かれる予定(↓)です。結果によっては、相場が乱高下する可能性があるので注意が必要です。


(本日の注目材料)
12日にトルコのイスタンブールで産油国会合が開かれ、生産調整について協議する予定です。OPECは9月28日の臨時総会で減産する事で合意しており、ロシアが減産に応じるかどうかに注目←ロシアのプーチン大統領は10日、28日のOPECの減産を支援する考えを示しています。

参加国:サウジアラビア、UAE、ベネズエラ(OPEC加盟国)
      ロシア、メキシコ、ブラジル、オマーン(OPEC非加盟国)

 (市場調査部)

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