市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/10/06 09:20堅調な米経済指標の結果と原油高を受け、リスク選好の動きに拍車か?

[欧米市場レビュー]

原油相場の上伸を受け米株が上昇

英FTSE100は前日比-0.58%、DAXは-0.32%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+0.62%、+0.43%、+0.50%で取引を終えました。
 
欧州市場序盤の市場は、米国の年内利上げ観測が強まるなか、英国経済への懸念が再燃しており、ドル選好地合いとなりました。ドル/円に関しては、103.00円台前半の売り注文が頭をおさえていた一方で、欧州系ファンド勢のショートの買戻し注文が下値をサポートしました。

東京時間23:00発表の9月ISM非製造業景況指数は、57.1と市場予想の53.0を大きく上回る結果となりました。ドル/円は、同指標を受け103円台前半の売り注文をこなし、103.55円まで上伸しました。ドル/円の上伸につれ、クロス円も堅調に推移しました。

その後のNY市場では、原油相場が一時1バレル50ドルを超す高値まで上伸しました。米エネルギー情報局発表の週間の原油在庫統計が、市場の予想に反し5週連続の在庫減少になったことや、ハリケーン『マシュー』による供給障害リスクの高まりなどが背景。 

原油相場の上伸を受け、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円が堅調に推移しました。ドル/円は、対資源国通貨で円が売られたことを受け、一時、日通し高値の103.64円まで上伸しました。

昨夜の海外市場でも、ドイツ銀行に関する一部報道(※)がありましたが、市場への影響は限定的でした。

※『ドイツ政府は、ドイツ銀行のモーゲージ担保証券の不正販売問題をめぐり、米国当局と協議を進めている。同行と米国当局が迅速な和解にこぎ着けることを後押し。』


[本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、ドル/円が底堅く推移していること、原油価格が上伸したことを受け、堅調に推移すると予想されます。

昨日の海外市場のドル/円は、アジア・欧米市場を通し堅調に推移しました。本日のドル/円は、一目均衡表の雲の上限を上抜けしてきたことや、海外ファンドが100円割れを狙ったドル/円のショートポジションを手仕舞いし終えていないことから、堅調に推移すると予想されます。 


本日から開催されるG20財務相・中銀総裁会議での当局者の発言に注目です。

(本日の注目材料)
G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン)
 
 (市場調査部)

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