市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/09/28 09:38イエレン米FRB議長の下院議会証言とOPEC非公式会合に注目!

[欧米市場レビュー]

注目の第1回米大統領候補TV討論会の結果が、CNN・ORC(CNNが実施した電話世論調査)によると、クリントン氏勝利と回答した人が62%で、トランプ氏勝利と回答した人が27%となりましました。同討論会で、クリントン氏が優勢となったことから、27日の東京市場では、リスク選好の動きとなり、NYダウ先物が上伸し、日経平均株価もマイナス圏から、プラスに転じて大引けました。

米大統領候補討論会の結果を受け、ドル/円は、東京時間15:00過ぎに100.95円、ユーロ/円は113.52円、ポンド/円は131.18円、豪ドル/円は77.47円、NZ/円は73.81円まで上伸しました。

欧州市場では、ドイツ銀行の経営不安が再燃し、同行の株価が昨日に続き過去最安値を更新したことを受け、銀行株を中心に欧州株が続落し、リスク回避の動きが再燃。コメルツ銀やフォルクスワーゲンの下げ※も目立ちました。
(※)米司法省が独VWへの相応の罰金額を検討、刑事責任追及で−関係者(米メディア)

NY市場では、ドル/円は100.21円、ユーロ/円は112.26円、ポンド/円は129.76円、豪ドル/円は76.58円、NZ/円は73.01円まで下落し、米大統領討論会を受けたドル/円とクロス円の上昇は、帳消しとなりました。ユーロ/ドルに関しては、ドイツ銀行の経営不安が再燃したことこら、1.1188ドルまでと大幅下落。

また、一部報道で、本日予定のOPECの非公式会合では、イランは増産凍結を拒否する姿勢と伝わり、NY市場で原油が大幅に下落したことも、リスク回避の動きに拍車をかけ、オセアニア通貨の上値を抑える要因となりました。

 [本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、9月の配当・権利落ちの影響(115円程度)があり、売り先行で寄り付きました。ただ、本日は、海外での注目材料を(↓)控えて、様子見姿勢が強まると予想されます。

本日のドル/円に関しては、海外での注目材料を控えて、下値では本邦勢の買い注文(100.00円から100.10円近辺)、上値では海外勢の売り注文(100円台後半から101.00円近辺)が散見され、レンジ相場を予想します。本日もOPEC非公式会合を前に、産油国からの原油に関する報道には注意が必要です。

(本日の注目材料)
1.OPEC非公式会合開催予定
2.イエレン米FRB議長が下院で議会証言(東京時間23:00〜)
3.米連銀関係者の講演
  セントルイス連銀総裁が講演(東京時間23:10〜)
  シカゴ連銀総裁が講演(東京時間29日2:30〜)
4.8月米耐久受注前月比の発表(東京時間21:30:市場予想は−1.1%)

(市場調査部)

------------------------------------


※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ