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2016/09/26 09:09ムーディーズ、トルコ格下げを発表! リスク回避の動きに拍車も下値は限定的か?

[欧米市場レビュー]

原油が急落し、欧米株が下落

英FTSE100は前日比-0.03%、独DAXは-0.44%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.71%、-0.57%、-0.63%で取引を終えました。

23日東京市場のドル/円は、23日が実質的に5・10日(日本の商慣習で、5や10のつく日に決済を行う輸入業者が多い)にあたったことから、輸入企業による買い注文が散見され、一時、101.21円の高値まで上昇しました。

その後、日経平均株価が軟調に推移するも、菅官房長官や石原経済再生相から、為替(円高)に関するけん制発言(口先介入)が入り、ドル/円の100円台後半はサポートされました。

23日NY市場のドル/円は、米ボストン連銀総裁が『緩やかで段階的な引き締め今は支持』と発言したとの報道があり、ややドルが買われた局面がありましたが、東京時間での高値は越えられず、レンジ相場のままNYクローズ(101.02円)を迎えました。この報道を受け、ユーロ/ドルは、1.1200ドルを割り込む局面がみられました。

一方で、カナダ/円は、市場予想を下回るカナダの経済指標(消費者物価指数と小売売上高)を受け、21:30過ぎに77.25円近辺から一気に76.65円まで下落しました。サウジアラビアは、今週開催予定のOPEC非公式会合を減産決定の場と捉えていないとの報道が伝わり、原油が急落しましたが、カナダ/円を含め、為替相場への影響は限定的でした。

NY市場の引け際には、ムーディーズがトルコの格付けを、投資適格級の「Baa3」から投機的水準にあたる「Ba1」へ引き下げたとの発表がありました。 今朝(26日スタート時)のトルコリラ/円は、一時33.62円まで下落(8月5日以来の安値)しました。

 [本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、欧米株+原油が下落したこと動きを受け、売り先行の展開となりそうです。しかし23日も本邦政府筋から口先介入が入り、ドル/円は売り込みにくいことから、下値が限定的なもみ合い相場を予想します。

本日のドル/円とクロス円に関しては、欧米株安+原油安を意識し、重い展開が予想されます。しかし、本邦政府筋から口先介入があったことから、株価同様下値が限定的なもみ合い相場を予想します。

(本日の注目材料)
本日は、引き続き、本邦当局筋からの為替相場に関する発言に注目です。

(市場調査部)


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