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2016/09/22 09:19米FOMC後、ドル全面安の展開。本日は各国中銀当局者の発言に注目!?

[欧米市場レビュー]

21日の欧米時間の為替市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会)後、ドル全面安の展開。一時、ドル/円は100.32円へと下落し、ユーロ/ドルは1.1195ドル、豪ドル/米ドルは0.7624米ドル、NZドル/米ドルは0.7359米ドルへと上昇しました。

FOMCでは、市場の予想通り、政策金利を0.25〜0.50%に据え置くことが決定されました。ただし、同時に公表されたFOMC参加者による政策金利見通しで、来年の利上げ見通しの中央値が前回6月の3回から2回へと下方修正されたことで、ドル売り圧力が強まりました。

*FOMCについては、22日のスポットコメント『米FRB、年内利上げの公算大、来年は?(リンク)』をご覧ください。

RBNZ(NZ準備銀行)は今朝、政策金利を2.00%に据え置くことを決定。声明における金融政策に関する文言は前回8月11日から変化なし。「われわれの現在の予想や想定は、将来のインフレ率が目標レンジの中央付近で確実に落ち着くようにするために、追加の政策緩和(=利下げ)が必要になることを示唆している」と指摘し、追加利下げの可能性があることを改めて示しました。


[本日の相場見通し]

本日(22日)は日本が祝日(秋分の日)です。通常時に比べ市場参加者が少なく、しかも主要な経済指標発表もありません。何か材料が出てこなければ、東京時間は落ち着いた値動きになりそうです。

TCMB(トルコ中央銀行)が午後8時、SARB(南アフリカ準備銀行)が午後10時20分頃(*)に政策金利を発表します(いずれも日本時間)。*SARBの場合、政策金利の発表時間は一定ではなく、総裁会見の中で発表されます。クガニャゴ総裁は日本時間午後10時から会見する予定です。

市場では、TCMBは翌日物貸出金利を0.25%引き下げる(1週間物レポ金利と翌日物借入金利は据え置く)、SARBは政策金利を現行の7.00%に据え置くとの見方が有力です。

欧米時間は各国中銀当局者の講演が多く予定されています。中銀当局者の発言に為替市場が反応する可能性もあるため、注目です。

<各国中銀当局者による主な講演予定>
*日本時間

・午前9時:ロウRBA(豪準備銀行)総裁
・午後9時:フォーブスBOE(英イングランド銀行)政策委員
・同10時:ドラギECB(欧州中央銀行)総裁
・同10時30分:カンリフBOE副総裁
・23日午前2時10分:カーニーBOE総裁

(アナリスト 八代和也)

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