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2016/09/21 09:07大注目の日米金融政策発表!! サプライズ発表には注意が必要

[欧米市場レビュー]

20日の欧州市場序盤のドル/円は、一昨日に続き、欧州勢の短期筋が売り仕掛けましたが、週初から散見される101.50円の買い注文に支えられ、101.56円の安値で切り返しました。

その後、NY市場では、米国8月住宅着工件数が予想以上に減少したため、債券利回りが低下し、再度ドル/円の下値が試された場面もみられましたが、下値割れはなく、101円台後半で推移しました。

また、ロシアのOPEC担当の高官の話として、1年間にわたって増産凍結などの市場安定策を講じると報じられ、原油相場は堅調な展開となりましたが、為替への影響は限られました。

[本日の相場見通し]

本日の市場は、直近最大のビッグイベント(日銀金融政策決定会合とFOMC)の結果が発表されることから、大きく乱高下する可能性が高いと思われます。両国の金融政策についての市場予想が、一方に傾きつつあるので(日銀追加緩和・米国現状維持)、市場予想を裏切るサプライズの発表には注意が必要です。 

{大注目の日米金融政策の発表}
本日は、日銀金融政策決定会合の政策金利についての発表があり、15:30より、黒田日銀総裁の記者会見が予定されています。

前回7月29日の日銀金融政策決定会合では、政策金利発表前にも結果に対する思惑が交錯し、ドル/円は乱高下し、日経平均株価の変動も僅か5分で500円を超える場面がありました。

注目された前回の発表は、ETFの買い入れを6兆円に増額しましたが、国債購入やマイナス金利については現状維持と市場の期待を裏切る結果となりました。

この発表の直後は、追加緩和が実施されたということで、ドル/円は脊髄反射的に約1円上昇しましたが、すぐに失速し、約3円急落しました。 

黒田日銀総裁は、前回の記者会見で、過去3年半の政策効果について、総括的な検証を9月の会合で行い、必要ならば追加緩和も辞さない意向を示しました。

日銀がこのような情報発信をすることは異例であり、一部の市場参加はこれを追加緩和のサインと捉えているようです。

米FOMC(連邦公開市場委員会:東京時間3:00発表)については、9月に入り、米雇用統計をはじめ、軒並み米重要経済指標の結果が悪かったことに加え、ブラックアウト期間が始まる前日の12日にブレイナードFRB理事が、9月の利上げに慎重な姿勢を示したことから、利上げなしとの見方が有力視されています。

東京時間22日3:30からのイエレン米FRB議長の記者会見と、政策発表と同時に公表されるFRBメンバーの金利見通しに注目です。

(市場調査部)

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