市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/09/16 09:04弱い米経済指標を受けるも、レンジ取引は継続!

[東京・欧米市場レビュー]

15日午前の東京市場のドル/円は、クロス円の下落に連れ、軟調に推移しました。特に8月の豪雇用統計が市場予想を大幅に下回った結果を受け、豪ドル/円が75.95円の日通し安値まで下落すると、ドル/円も101.95円まで下落しました。

15日午後の市場では、日銀のETF買いが散見され、日経平均株価が下げ渋り、102円台前半を中心とするレンジ相場となりました。

序盤の欧州市場では、日経平均先物が堅調に推移し、ドル/円は一時102円台半ばまで上昇したものの、上値は抑えられました。注目の21:30発表の8月の米小売売上高は、前月比-0.3%と市場予想の-0.1%を下回る結果となりました。この結果を受け、米10年債利回りは1.66%近辺まで下落し、ドル円は一時101.72円の安値まで下落しました。 

その後、米長期金利が切り返し、日米株価が上昇したことを好感し、ドル/円は一時高値の102.71円まで反発する場面が見られました。しかし、上値は海外勢のドル/円売り注文に抑えられ、102円台前半へ押し戻られ、NYクローズを迎えました。

東京時間6:00のドル/円は102.08円レベル、ユーロ/円は115.29円、ポンド/円は135.59円、豪ドル/円は76.70円レベルで推移。

 [本日の相場見通し]

早朝のドル/円は、米紙の日銀の金融政策に関する報道(※)が一部材料視され、昨夜の安値近辺の101.73円まで下落しました。クロス円も軟調に推移。短期筋の動きが中心となっているようです。

※米紙WSJ:日銀、金融緩和の方法をめぐり、政策委員の意見分かれる
←先日の本邦メディアからも、政策委員の意見が3つに分かれているとの報道があり、円が買われた局面があったので、反応は限定的でした。 

本日の日経平均は、米株価が上昇したことを受け、上伸して開始すると予想されます。ただ円が強含んで推移しているので、上値は限定的だと思われます。

本日のドル/円とクロス円は、目立った材料が見られず、本日も値幅の狭いレンジ取引を予想します。引き続き、日米の金融政策の方向性に関する思惑や報道に注目。

本日の注目の米経済指標
・21:30発表:米8月消費者物価指数
・23:00発表:米9月ミシガン大学消費者信頼感指数

(市場調査部)

<お知らせ>
M2J FX アカデミア 1Dayコース
9月24日(土)10時〜【大阪開催】↓お申し込みはこちら
http://www.m2j.co.jp/seminar/seminardetail.php?semi_seq=2832

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ