市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/09/15 09:18ドル/円は103円台前半まで上昇も、米金利低下と原油安で102円台前半に下落

[東京・欧米市場レビュー]

原油大幅下落も、欧米株価はまちまち。

英FTSE100は前日比+0.12%、独DAXは-0.08%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.18%、-0.06%、+0.36%で取引を終えました。

14日午前の東京市場のドル/円は、前日のマイナス金利政策深掘り報道に続き、安倍首相が「日銀の金融政策の効果も実体経済に少しずつ波及」「世界経済の見通しに対する下方リスクは高まっている」などと発言しました。この追加緩和を後押しするような発言を受け、ドル/円は103.19円まで、上伸しました。

午後の東京市場では、一部通信社が関係者の話として「日銀の次の一手として長期国債を買い入れる主張もある」との報道が伝わり、更に円安が進み、ドル/円は高値の103.33円まで上伸しました。

欧米市場の市場では、米国の週次統計で原油在庫が予想外に減少したものの、留出油在庫が予想以上に増加したため、原油が急落し、カナダ/円は77.48円まで下落。一方で、米国の8月輸入物価指数を受け米債券利回りが低下したことから、ドル/円は102.25円の安値まで下落。

 [本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、昨日に続き米長期金利が上伸、原油が急落、円が強含んでいるため、上値の重い動きを予想します。ただ、連日日銀の金融政策に関する報道が伝わり、株価がサポートされる局面が散見され、本日の下値も限定的だと思われます。

本日のドル/円とクロス円は、目立った材料が見られず、値幅の狭いレンジ取引を予想しますが、引き続き、日銀の金融政策に関する報道に注目です。 

本日の海外市場では、東京時間21:30発表予定の8月米国小売売上高に注目です。前回の発表では市場予想を大幅に下回る結果を受け、ドル/円は約1円急落しました。本日発表分の市場予想値:−0.1%(前回値:0.0%)

また、昨日は大型M&Aに関する報道(※)があり、全て現金での買収になるとのことから、為替市場に影響(ユーロ/ドルの売り需給)がでるとの思惑がでており、注目です。
※独化学大手のバイエルが米種苗のモンサントを660億ドルで買収合意

(市場調査部)

<お知らせ>
M2J FX アカデミア 1Dayコース
9月24日(土)10時〜【大阪開催】↓お申し込みはこちら
http://www.m2j.co.jp/seminar/seminardetail.php?semi_seq=2832

---------------------------------------------------------------------------------------


※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ